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柔道整復師になるには?資格の取得方法や仕事内容、年収などをご紹介

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柔道整復師という資格をご存知でしょうか?
いわゆる接骨院の先生になるために必要な資格ですが、どのような過程を経て取得できる資格なのか、どの程度稼げる資格なのかは意外と知られていません。

似たような資格と併せて、どのような特徴のある資格なのかについて解説します。これから資格を取得を検討している方は、参考にしてみてください。

目次

1.柔道整復師とは?
2.柔道整復師の仕事
3.柔道整復師の資格取得にかかる期間や費用
4.柔道整復師の就職先
5.理学療法士との違い
6.柔道整復師の年収
7.まとめ

1.柔道整復師とは?

接骨院、整骨院での治療に携わるために必要な国家資格です。
高校卒業後、都道府県知事が指定した専門の養成施設が文部科学省が指定した四年制大学で解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、公衆衛生学などの基礎系科目と柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規、外科学、リハビリテーション学などの臨床系専門科目を履修します。
国家試験を受け、合格すると厚生労働大臣免許の柔道整復師となります。

開業権を持っている資格になるため、「接骨院」や「整骨院」を名乗り、健康保険を適用した治療を行える施術所を開業できます。
開業せずとも、病院や接骨院、整骨院で勤務することもできます。

 

2.柔道整復師の仕事

接骨院や整骨院では、柔道整復師によって、骨・関節・筋・腱・靭帯などに加わる外傷性が明らかな原因によって発生する骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」によって、整復・固定などを行い、人間の持つ治癒能力を最大限に発揮させる施術を行っています。

疾患の診断は医師の業務範囲になるため、柔道整復師はあくまで予想の範囲で治療にあたらなければいけません。

手技や治療機器を駆使して、患者さんが抱える身体の悩みを一緒に解決していくことがメインの仕事になります。

最近では治療院での勤務だけではなく、スポーツトレーナーとして実業団や学生チームの帯同にあたる柔道整復師もかなり増えてきています。

スポーツに特化した働き方もかなり増えているため、アスリートを引退した人たちの進路としても人気を集めているのが柔道整復師です。

3.柔道整復師の資格取得にかかる期間や費用

柔道整復師になるには、都道府県知事が指定した専門の養成施設(三年間以上修学)か文部科学省が指定した四年制大学を卒業した後、国家試験に合格をすれば厚生労働大臣から免許を付与されます。

留年をせず、国家試験も一発で合格をすれば最短3年で取得できます。

専門学校の場合、学費の目安は3年間で300万円程度になります。

4年生大学の場合、柔道整復師は私立大学でしか学科がないため、学費の目安は500万円ほどになります。

学費の中に教材費が含まれていることが多いですが、養成校によっては教材費やや実習費を別途で徴収する場合もあります。

 

国家試験の合格率は60%前後の目安になります。

学校ごとに卒業試験を用意しているところが多く、卒業試験をクリアしないと国家試験を受験できない場合が非常に多いです。

卒業試験をクリアできず、留年して再チャレンジする方もいるため、資格を取得するまでの道のりは簡単とは言えません。

社会人として働きながらの資格取得も可能

柔道整復師が取得できる専門学校では、夜間の学部を開いている学校が多いため、働きながら資格の取得ができます。

また、学校によっては夜間学部に通う社会人を対象にして支援金を給付しているところも多いため、昼に通うよりも安く資格を取得できる場合もあります。

知識が専門的であること、実技の習得が必要になることから、通信教育での取得ができない資格になるので注意が必要になります。

4.柔道整復師の就職先

柔道整復師の就職先は大きく3つの系統に分かれます。

  • 接骨院、整骨院などの治療院
  • リハビリ施設がある病院
  • スポーツ施設

基本的には治療に携わるために接骨院、整骨院に就職する場合がほとんどです。病院に関しては、施設につき1〜3名程度で柔道整復師を採用していることもあり、リハビリのスタッフとして就職することもあります。

スポーツトレーナーになるために柔道整復師をとった人は、治療院を経ずにスポーツのトレーニング施設へ就職することもあります。

就職した先で5〜10年ほど経験を積み、治療院を開業するという流れが一般的になっています。開業できる前提があるのが柔道整復師の大きな強みになります。

 

5.理学療法士との違い

柔道整復師と似たような業種として、理学療法士があります。

理学療法士と柔道整復師の決定的な違いは、治療に対して医師の判断が必要かどうかということ、開権の有無です。

理学療法士は、医師から理学療法を行う指示がないと治療にあたれませんが、柔道整復師の場合は医師の判断なしでも治療ができます。

また、医師の処方が必要という性質上、理学療法士は「理学療法」をうたった開業権がありません。開業する場合には、「治療院」や「トレーニングジム」などの名称で開業する必要があります。

柔道整復師は開業権があり、かつ健康保険での治療ができるのが強いポイントになります。将来的に自分の店を持ちたい場合には柔道整復師の資格を取得しておくとよいでしょう。

6.柔道整復師の年収

法人や個人の治療院に社員として勤務する場合、初任給はおよそ20〜23万円ほどといわれています。雇用形態は正社員のみでなく、契約社員や派遣社員、アルバイトやパートなどで働くこともでき、時給は900円〜1,500円程度と言われています。

ボーナスの有無にもよりますが、年収は300〜400万円程度になります。

開業をしたら大きく稼げるかというと、必ずしもそうではなく、年収は300〜800万円程度と言われています。

もちろん、開業した先で事業がうまくいけば、これ以上の収入を得ることもできます。

国家資格であるため、安定した給料で働くことができるのが大きな強みになります。

年収を上げるためには?

実際に柔道整復師として年収を上げるためには何をしていけばいいのでしょうか。

得意な分野で活躍したいのか、ただ単にお金を稼ぎたいかで戦略が変わってくるため、特徴の異なる戦略をいくつかご紹介します。

・他の資格を取得する

柔道整復師以外の資格の取得も年収アップにつながります。

柔道整復師の養成校では、鍼灸師の資格も取得できますが、これ自体は社員として勤務したときの年収アップには直結しません。開業後に幅広い治療を取り扱えるため、開業後の収益アップにつながります。

スポーツトレーナーとして活躍したい場合はアスレティックトレーナー(AT)を取得するなど、他の資格を取得することで活躍の幅が広がります。

・歩合制の職場で働く

職場によっては、職員に歩合給を支給していることがあります。

患者さん1人につき200円の支給といった具合に、施術した人数によって給料が加算される仕組みです。

1ヶ月で50人の施術をすれば1万円、100人を施術すれば2万円の給料アップにつながるため、モチベーションにつながります。

技術を磨けば指名ももらえて、結果として年収アップにつながるので、勉強のモチベーションにも繋がるのが良いところです。

・独立開業する

自分で治療院を開業するのも年収を上げる方法の1つです。

社員の場合だと、給料が上がるかどうかは雇い主の経営によって左右されますが、自分で開業すれば売上がすべて自分の給料につながります。

経営戦略がうまく当たれば、社員時代よりも大きな収入アップにつながるため、本当に大きく稼ぎたい場合には開業するのも1つの手法です。

開業資金が大きくかかるため、事前の準備かかなり重要になってくるため注意が必要です。

7.まとめ

柔道整復師はどんな資格なのか、どんな仕事なのか、いったいどのくらい稼げるのかについて解説しました。

接骨院、整骨院ともに年を追うごとに増え続けているため、かなり競争率は高くなっています。

競争率が高くなっているからこそ、どのように売り出していくか、特徴を出していくかが重要になってきます。

治療手技を磨くのはもちろんのころ、開業した後にどんな道筋で稼いでいくかも考えていけるのが柔道整復師のおもしろいところです。

 

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