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整骨院経営で高年収を達成するのは厳しい?売上げアップのために気をつけること

骨院経営で高年収を達成するのは厳しい?売上げアップのために気をつけること

柔道整復師の方は、一定の経験を積むと開業を考える方が多いと思います。その中で

「実際のところ、収入ってどのくらいなんだろう?」

「どうすれば高収入を得られるんだろう?」

といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

そこで、本記事では

  • 開業院の年収
  • 整骨院・接骨院業界の現状

について解説していきます。必要な手続きや収入の目安、利益を上げるためのポイントも合わせてご紹介しますので、開業準備や今後のキャリア形成の参考にしてみてください。

目次

1.開業院経営者の年収

2.整骨院業界の現状

3.儲かるためのポイント

4.まとめ

1.開業院経営者の年収

一般的な接骨院・整骨院に勤める柔道整復師の平均年収は、300〜700万円と言われています。これほどまでに年収に差があるのには様々な理由があり、院自体の収入格差、経験年数、雇用形態、都市部か地方かなどがあげられます。 

開業院の場合は、年収700万円以上の整骨院・接骨院の経営者も多数存在します。中には年収1,000万円〜3,000万円ほどの経営者もいます。一店舗のみではなく、多店舗展開することで、売上はより高くなることが多いです。ただし、その場合マネジメントや各店舗の施術・接客のレベルを保つスキルも必要となります。

開業院は、雇われの柔道整復師と比較し収入の上限が大幅に向上していることが特徴です。しかしながら、「開業すれば儲かる」といった単純な話ではなく、売り上げが安定させるには大変な努力が必要です。昨今の新型コロナウイルス感染症の影響もあり、売り上げが安定せず店舗を閉める経営者も少なくないでしょう。雇われの柔道整復師は収入は安定しますが、得られる収入に限界もあるため、結婚や出産といったライフイベントをきっかけに開業を志すことも多いです。

2.整骨院業界の現状はかなり厳しなっている

開業して成功するためには、業界の現状を理解し、確実に利益を上げていくための方針を固めておくことが重要です。

具体的には、以下のことをしっかり把握しておきましょう。

  • 廃業数は毎年増加している
  • 新規開院は増加し続けている
  • 整骨院は増加するが人口は減少する
  • 保険請求のハードルが上がり続けている

廃業数は毎年増加している

東京商工リサーチによると、整骨院・接骨院の廃業数は以下のように推移しています。

  • 2015年:40件
  • 2016年:58件
  • 2017年:68件
  • 2018年:93件

このように、廃業数は年々増加しており、整骨院・接骨院の経営が難しくなっていることがわかります。開業したのは良いものの、廃業に追い込まれる経営者も多いようです。

新規開院は増加し続けている

廃業の要因の一つとして、施術所の数の増加があげられます。

厚生労働省の調査によると、平成20年に34,389箇所だった施術所の数は、平成30年度には50,077箇所まで増えています。つまりこの10年間でおよそ16,000箇所、おおよそ1.5倍も増えたことになります。

令和2年10月20日の日本フランチャイズチェーン協会からの発表によると、全国のコンビニエンスストアは55,852店舗。コンビニの数に迫る勢いで、開業院が増えており、今後も増えていくとこが予想されています。

こうした状況の中では、他院との差別化が重要になってきます。

整骨院は増加するが人口は減少する

人口動態の変化も廃業の要因の一つと考えられます。

厚生労働省の人口動態統計(確定数)の概況によると、令和元年の出生数と死亡数の差である自然増減数は515,854 人で、前年の444,070 人より 71,784 人減少しています。また、自然増減率(人口千対)は4.2 で前年の3.6 より低下し、日本の人口は数・率と もに 13 年連続で減少・低下してるのです。

現在の日本社会では少子高齢化や人口減少といった人口動態の変化は避けられず、少なくなる顧客の奪い合いがさらに激化することでしょう。各院が生き残るためには施術技術はもちろんのこと、より一層高いマーケティング力、経営力が求められるようになってきています。

保険請求のハードルが上がり続けている

現在、整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫の施術を受けた場合に保険の対象になります。

しかし、これに反し悪質な違法保険請求がみられたことから、厚生労働省から保険請求の取締りが強化されたりホームページでの誇大広告の規制が強化されたりと、保険請求のみでの経営が難しくなっているのは事実です。

このような背景から、保険請求のみでは十分な売り上げが確保できない整骨院・接骨院もあるでしょう。対策として自費でのメニューを取り入れるなどの工夫が必要です。国の動きや、同業者の対策を観察しつつ、柔軟な対応が求められます。

3.

儲かるためのポイント

安定的に売上を増やしていくためには、新規顧客、リピーターそれぞれの確保が必要です。
ここからは、新規顧客・リピーター向けそれぞれの観点から売上UPのためのポイントをご紹介します。

・新規顧客の集客

大手チェーンの新店舗開業とは異なり、個人院の場合は開業前から顧客がいる方は少ないことも多いです。そのため、開業直後は新規顧客の獲得が売り上げに直結し重要な項目になってきます。

Webサイトの作成

インターネットの急速な普及により、「知らないところに行く際はまずWebサイトで確認してから」という人も多くなってきています。

特に開業したての医院の場合は口コミでの集客がまだ難しいため、院について知ってもらうにはホームページなどの情報を充実させることが重要です。

Ameba OwndWIXSTUDIOなど最近では自分で簡単にホームページを作成できるサービスも増えてきており、業者などに依頼せず1000円/月ほどでWebサイトを運営することも可能なので、コストをあまりかけずに院のアピールをしていくことができます。

SNSの活用

SNSを駆使して、院やスタッフの情報を発信することでも、新規顧客の獲得につながります。

ホームページには様々な情報を載せることができますが、患者さんがアクセスしてくれない限り見てもらえません。一方、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSは自分から地域の人が関心を持っているアカウントや関連する業界・業種のアカウントをフォローすることで自分から知ってほしい相手にアクションを起こすことができます。

SNSは無料で利用できるものがほとんどなので、ぜひ活用していきましょう。

自費メニュー・独自メニューの作成

新規顧客の集客には、他院との差別化が重要な項目になります。

自費メニューの作成や他にはない真新しいメニューの提案、最新のテクノロジーを駆使したメニューなど、強みがあることで優位性を保ち、最先端の整骨院・接骨院であることをアピールしていきましょう。

・リピーターの確保

「1:5の法則」

さて、これは何の法則でしょう。

これは、新規顧客の獲得には既存顧客の5倍コストがかかる、というマーケティング法則です。既存顧客は、一度商品を購入しているため、少ない獲得コストで再度来院する可能性の高い存在です。そのため、既存顧客は中長期的に商品を購入し続ける生涯顧客となる可能性が高く、時間の経過とともに大きな利益をもたらす可能性が高いと考えられます。

では、どうすれば既存顧客の再来院を促せるのでしょうか。

顧客のファン化

前述した顧客獲得施策にあるように、リピーターの獲得には院や施術者のファン化が重要なキーワードとなってきています。

食事するお店を決める時に、店長や店員で選んだ経験はありませんか?

お酒やお料理の味は、同じジャンルやコンセプトのお店ではどうしても似てきます。
それでは何を基準にお店を決めているのか。近所にあるから、安いからといった理由もありますが、「ヒト」が好きだからという方も多いのではないでしょうか。

「あのお店の店長に会いに行きたい」
「常連さんと会って楽しく話したい」

迷ったらあそこ、のあそこのお店にはこうした「ヒト」に関するよさもあるのです。

飲食店を例えに出しましたが、整骨院・接骨院などの治療院も同様のことが言えます。

「あのヒトに診てもらいたい」

と患者さんに思わせることができたならば、リピート率もUPし、今後の経営を安定させることにつながります。

施術効果を実感してもらう工夫

また、患者さんに「あのお店で診てもらいたい」と思ってもらうことも重要な施策になります。

他院ではどのような施術を行っているかをリサーチし、他にはないメニューやサービスを取り入れて独自性を出しましょう。

現在では、こうした差別化のためにシセイカルテなどのAI姿勢分析システムも注目されています。

最新のテクノロジーを駆使した診療は他院との差別化には非常に有用なツールです。世の中のトレンドや最新情報にも目を向けながら良質な運営をしていきたいですね。

姿勢分析システムについては以下の記事も参考にしてみてください。

効果的な姿勢の分析方法とは?分析の観点、評価方法、便利なシステムをご紹介

4.まとめ

今回は整骨院・接骨院の

  • 開業までの具体的な手順
  • 整骨院・接骨院業界の現状

をご紹介しました。

開業院経営は決して楽なものではありません。しかし、下準備や経営上の工夫をしっかりしていけば経営をより良い方向へと導いてくれるはずです。

施術技術意外にも、マーケティング力や最新テクノロジーを駆使したシステムの導入など、工夫した経営をしていくことで、長く安定した院経営を実現したいですね。

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