その不調、体の歪みが原因かも?チェック方法や自分でできる改善方法をご紹介
肩こりや首こり、頭痛や腰痛などの辛い症状。
薬や休養で改善しない場合、身体の歪みに起因する筋肉の過剰な収縮や、アンバランスな緩みが原因になっている場合があります。
本記事では、そうした場合に有効なトレーニングをご紹介します。
手軽にできるトレーニングで身体の歪みを改善していきましょう。
目次
3.精度の高いチェックをしたい場合はシステムの活用も検討してみましょう
1.体の歪みをチェックしてみましょう
そもそも、身体が歪んでいるとはどのような状態なのでしょうか。
以下の記事を参考に、体の歪みをチェックしてみましょう。
姿勢評価の方法とは?基準や手順、姿勢改善トレーニングの例もご紹介
2.ストレッチで歪みによる不調を軽減しましょう
歪みによる不調がある場合、症状によって効果的なストレッチは異なります。
ここでは、症状別に不調を改善するためのストレッチをご紹介します。
肩こりに効くストレッチ
肩回し
- 僧帽筋をほぐします。
- 左手を左肩に、右手を右肩に置きます。
- そのまま、肘で円を描くように肩周りのストレッチを行います。
このとき、両肘が顔の前で合わさること、腕の力こぶが耳に触れることを意識して行うと効果的に行なえます。
肩骨ストレッチ
- 四つ這位になります。
- 肩甲骨を前に押し出します
- 肩甲骨を引き伸ばします。
- 2, 3の動作を繰り返し行います。
首こりに効くストレッチ
首のストレッチ
顎の下にある、胸鎖乳突筋を引き伸ばすことを目的としたストレッチです。
胸鎖乳突筋が凝り固まっていると猫背になりやすいため、これを引き伸ばします。
先述のストレッチでは前に首を倒しましたが、今回のストレッチでは背中側に首を伸ばします。
- 頭の後ろに手を回し、後頭部を包むように頭を押さえます。
- 斜め前の方向に首を倒します。
※後ろに添えてる手を押すことで、ストレッチの力加減ができます。 - 2の動作を左右それぞれでじっくり行います。
骨盤のゆがみに効くストレッチ
腸腰筋のストレッチ
骨盤の歪みがきになる人は、まずは腸腰筋を柔らかくしましょう。この筋肉は
骨盤と大腿骨をつなぐ筋肉のため、ほぐすことで骨盤のゆがみが改善に向かいます。
ストレッチをするには、まっすぐ立った状態から、腸腰筋を伸ばしたい側の足を後ろに置き、身体全体を前方に移動させることで腸腰筋が伸ばされます。
- まっすぐに立ちます。
- 伸ばしたい側の足を後ろに置きます。
- 身体全体を前方に移動させます。
- 2,3の動きを左右それぞれ行います。
大腿四頭筋のストレッチ
腸腰筋ほど強固ではありませんが、大腿四頭筋も骨盤と大腿骨を結ぶ筋肉です。
腸腰筋と合わせて伸ばすことで、大きな効果に期待できます。
- 膝を曲げて足を手で掴みます。
※膝立ちの状態で行うと大きく引き伸ばされます。 - 足を胸の方に引き寄せます。
3.精度の高いチェックをしたい場合はシステムの活用も検討してみましょう
この記事では、歪みのチェック方法や解消方法についてご紹介しました。
ポイントをおさえてチェックできれば、改善方法も明確になり、解消につなげることができます。
ただし、治療院などスタッフの多い施設で患者さんの身体の歪みをチェックする場合は、マニュアルを揃えるだけだとスタッフ間で計測結果に差が生じてきます。
誰でも簡単に、精度の高い測定を行うためには、スタッフ間で使用するツールを揃えたり、熟練度などで計測結果が変わらないような方法が必要です。
そのような場合には、姿勢分析システムを使用を検討してみるのも一つの手です。
iPadで写真を撮影するだけで分析できるものなど、統一された基準で分析ができるだけではなく、使い方も簡単なものも多いので、複数人のスタッフがいる施設で姿勢分析をしたい場合はぜひ検討してみてください。
▽姿勢分析システムについてはこちらの記事に詳しく記載しています