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歯科医師になるには?資格の取得方法や仕事内容、年収などをご紹介

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「歯科医師になるために必要な資格を知りたい」「歯科医師の仕事内容・年収を知りたい」そんな悩みをお持ちの方は多いかと思います。

本記事では、歯科医師になるために必要なことや、歯科医師の仕事内容・年収を紹介していきます。

歯科医師を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

1.歯科医師の仕事

2.歯科医師の資格取得にかかる期間や費用

3.医師との違い

4.歯科医師の就職先

5.歯科医師の年収

6.高年収を目指すなら開業医

7.歯科医師の将来性

8.まとめ

1.歯科医師の仕事

はじめに、歯科医師の仕事内容について紹介していきます。歯科医師は、虫歯・歯周病の治療をはじめ、インプラント治療や歯列矯正など口腔内の治療を専門に行う医師のことです。

歯科医師の仕事内容は、歯の二大疾患である虫歯と歯周病の治療が大きな割合を占めています。その他に、差し歯・入れ歯の製作と装着、治療後の歯への詰め物や被せ物、抜歯や矯正、歯の治療に関連する健康指導や健康管理を行っています。

合わせて、審美領域であるホワイトニングや外科領域であるインプラントの手術の歯科医師の行う治療です。治療以外にも、正しい歯のブラッシング指導や予防のための健康検診も歯科医師の大事な仕事になります。

近年は、高齢化社会の影響で通院が困難な人が増加傾向にあり、歯科医師による訪問診療が増えてきています。患者さんの自宅や介護施設に定期的に訪れ、治療や予防を行うのも歯科医師の重要な仕事の1つです。

2.歯科医師の資格取得にかかる期間や費用

歯科医師の取得までは、通常の資格よりも最短で6年の時間がかかります。実際にストレートで全員が卒業できるわけではないので、今回の情報は目安として参考にしてください。

歯科医師の取得にかかる期間は最短で6年

歯科医師になるためには、はじめに歯科大学や歯科学部で6年間の教育を受ける必要があります。その後、歯科医師国家試験に合格して歯科医師資格を取得することが必要です。

更に、2006年4月から資格取得後に研修施設に指定を受けている診療所または病院で1年以上の臨床研修を受けることが義務付けられました。

去年実施された歯科医師国家試験は、2020年に2月1日と2日に実施され、一般問題1問1点・臨床実地問題1問3点という構成でした。合格発表は、2020年3月16日に行われ、3,211人の受験者中2,107人合格で合格率は65.6%です。

歯科医師国家試験詳細は以下をご参考にしてみてください。

歯科医師国家試験受験資格認定について|厚生労働省

歯学部卒業までの学費の目安

国立・公立の歯科系大学に進学した場合、6年間で350万円程、私立の歯科大学や歯学部に進学した場合、6年間で1800~3000円程の学費がかかります。この他にも実習器材や教科書代が必要です。

もし留年や休学をした場合には、これ以上の費用がかかってくる可能性があります。

 3.必ずしも6年で卒業できるわけではない

歯学部の卒業は最短で6年ですが、勉強が過酷ということもありストレートで全員が卒業できるわけではありません。

国立大学であれば、6年で卒業できるのは全体の7割程度といわれています。私大でも難関大学であれば7割程度ですが、入りやすい大学の場合にはストレートで卒業できるのは全体の3割程度の場合があります。

そのため、卒業までたどり着かずに途中で挫折する人も一定数いるようです。

高年収かつ安定した収入を得られる代わりに、資格取得までの道のりが険しいので注意してください。

4.歯科医師の就職先

歯科医師の就職先は大きく分類して歯科クリニック・大学附属・公務員(公立病院等)の3つに分けられます。1つずつ詳しく見ていきましょう。

開業したクリニックでの勤務

歯科医師の最も多い就職先が歯科クリニックです。2016年に厚生労働省が行った「医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、歯科医師の約85%が歯科クリニックに就職しています。その内訳は、開業医57%勤務医28%です。

大学附属の病院

歯科大学や歯学部を持っている多くの大学は、付属病院を持っています。1年の臨床研修を終えた後に、そのまま系列の病院に入ったり、大学院に進学したりケースが多く見られます。大学附属病院は、日々医療に関する研究が行われているため、最新の医療技術・知識を勉強することが可能です。

公立、私立病院での勤務

あまり知られていませんが、公立病院等で働く場合、歯科医師は公務員の扱いになります。公務員として働くため、様々な採用選考を通過する必要があります。公立病院以外には、自衛隊や厚生労働省で働く歯科医師もいますが、応募者が多く就職するには狭き門です。

5.歯科医師の年収

ここからは、歯科医師の年収について勤務医や開業医の違いを含めて見ていきましょう。

勤務医の年収は平均で655万円

勤務医の平均年収は655万円、月収に換算すると約52万円です。1年間の臨床研修医の期間は、月収12~15万円ほどで、20万円を超えることはほぼありません。研修期間はアルバイトなどを禁止している病院や診療所がほとんどのため、事前にこの期間の生活費をどうするか考えておく必要があります。

また、歯科医師は歩合制のことが多いため、技術の優れた方は高収入に繋がるでしょう。年代別に見てみると、20代が430万円、30代が650万円、40代が1,000万円と経験を積んでいくほど高年収になる傾向があります。

開業医の年収は平均1,200万円

開業医の場合の平均年収は、1,200万円と勤務医の倍ほどの額です。

勤務医の場合だと、病院か給料を受け取る都合で年収が下がりがちですが、開業医の場合は売上が年収に直結するため必然的に高くなります。

高年収を目指すなら開業を視野に入れて動いていく必要があります。

6.高年収を目指すなら開業医

勤務医の場合は病院から給料をもらうため、給料にある程度の上限がありますが、開業してしまえば自分の努力次第で売上を上げることができるため、高年収を目指しやすくなります。

大きな欲がなければ自分の医院のみ運営していれば十分ですが、もっと収入を得たい場合には法人を立ち上げて複数院や介護施設等の運営まで事業を拡大するという選択肢もあります。

勤務医の年収では足りないと考えている人は開業を目指すのがおすすめです。

開業する場合にかかる費用・期間

開業医は勤務医と比べて平均年収が倍程度になりますが、開業するために多くの費用がかかります。ここからは、開業する際にかかる費用や期間について解説していきます。

歯科院を開業するためには、4,000~5,000万円ほどの費用がかかります。また、平均年収は1,200万円と前述しましたが、開業医の収益調査の注釈には「開設者の報酬となる部分以外に、建物、設備について現存物の価値以上の改善をおこなうための内部資金に充てられることが考えられる」と記載されており、収益差額が全て自分の収入になるわけではありません。

歯科院の開業までにかかる期間は1年前後です。物件がすぐに見つかれば半年ほどで開業可能なケースもあります。

開業するまでにかかる年数の目安

歯科医が開業するまでの年数に規定はありませんが、概ね10年程度の臨床経験を積んでから開業する方が多いようです。

早い人だと30代の前半で開業する人もおり、開業するタイミングについては個人の考え方によります。

早い時期に勤務医を終えたい人は、開業する前提で勤務に励みますし、臨床経験を積んでから思い立つ人もいるようです。

年代ごとの開業率を示している記事がありますので、ぜひご参照ください。

歯科医師の開業年齢はどれ位?適齢はいつ??統計情報から見えてくる歯科開業の現状

7.歯科医師の将来性

最後に歯科医師の将来についてみていきましょう。

近年は歯科医師過剰と言われていることもあり、このまま歯科医師が増え続けて大丈夫なのか心配な方もいるでしょう。しかし、「歯の健康を守る」歯科医師の仕事が今後なくなる可能性は少ないです。

高齢化社会に伴って歯科治療を必要とする高齢者も増加傾向にあります。また、歯や口腔内の健康や体や精神面などの健康にも重要なことや、スポーツにおいての歯の重要性も明らかになってきました。

更に、歯科医師の年齢ごとの数を見てみると、50代が最も多く全体の25%を占めています。対して、29歳以下は全体の6.3%です。今後数十年で50代以上の歯科医師達が引退した場合、歯科医師不足に陥る可能性もあります。

歯科医師は、今後もなくなることはなく、需要があり続ける将来性のある職業といえます。

8.まとめ

今回は、歯科医師について紹介してきました。歯科医師になるためには、歯学部のある大学または、歯科大学で6年間学びその後、歯科医師国家試験に合格。最後に1年間の臨床研修を積んでようやく歯科医師になることができます。

道のりは長いですが、収入が安定しておりこの先も決して需要がなくなることはない職業です。自分の技術次第で収入アップや独立も狙うことができ、とてもやりがいのある仕事です。

働き方や勤務先の種別は様々なので、本記事でご紹介した内容も参考にしながら、自分にあった働き方やキャリアプランを探してみてください。

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