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鍼灸院開業で成功するには?開業の手順や費用、経営のポイントをご紹介

鍼灸院開業で成功するには?開業の手順や費用、経営のポイントをご紹介

「これから鍼灸院を開業をしたいけど上手くいくか不安」「鍼灸院開業までの正しい手順を知りたい」こういった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

そこで、本記事では鍼灸院を開業するまでの手順や経営を成功させるためのポイントを紹介していきます。

鍼灸院を開業しようと考えている方は参考にしてみてください。

目次

1.鍼灸院業界の現状

2.鍼灸院経営者の年収相場

3.開業に必要なもの

4.開業資金の集め方

5.開業手順

6.経営のポイント

7.まとめ

1.鍼灸院業界の現状

はじめに、鍼灸院の現状について解説していきます。鍼灸院を含む治療院の数は2016年の段階で全国に135,000件です。全国のコンビニエンスストアの数が、約55,000件のため治療院は、コンビニエンスストアの倍近く軒を連ねています。

なぜこれだけ数が増えてきているかと言うと、高齢化が進んでいるためです。体のケアやメンテナンスの需要は高く、それに伴い治療院の数も増加を続けています。

そのため、競争率がとても高く鍼灸院として経営を継続させていくには、他院との差別化を図れる独自性やビジネス的観点からの経営スキルが求められます。

2.鍼灸院経営者の年収相場

はじめに、鍼灸院の現状を紹介してきました。需要は高いもののやや供給過多気味なため競争率は高いのが現状です。ここからは、鍼灸院経営者の年収相場について解説していきます。

鍼灸院を独立開業した場合の平均年収は700~800万円です。経営スキルや治療スキル次第で1,000万円を超えることも十分に可能になってきます。
ただし、ほとんど経験や知識もなく開業をしてしまうのは危険です。しっかりと経験等をつんだ上での開業をしなければ平均年収以上の収入を得るのは難しいです。

3.開業に必要なもの

ここからは、具体的に鍼灸院開業のに必要なものを紹介していきます。

それぞれの準備にかかる期間も考慮しながら、余裕を持って行動できるよう計画的に改行に向けてのアクションを進めていきましょう。

資格

鍼灸院を開業する上では、まず国家資格である「はり師・きゅう師」という資格を取得しておく必要があります。

はり師・きゅう師の資格の資格を持っていないと、他に開業に必要なものを全て揃えていても保健所からの許可が下りず、開業することができません。まだはり師・きゅう師の資格を持っていない方は、開業準備の前に資格勉強から始めるようにしましょう。

資格の習得には都道府県知事が指定した専門の養成施設(三年間以上修学)か文部科学省が指定した四年制大学を卒業した後、国家試験に合格しなければならないため、最低でも3年間かかります。

資金

資格を取得したら、次に必要になってくるのが開業のための資金です。一般的に、鍼灸院の開業には300~600万円ほど必要と言われています。

一口に資金といっても用途は様々。必要な資金のおおまかな内訳を下記にまとめたので、参考にしてみてください。

  • 物件取得費:120万円
  • 改装費:200万円
  • 施術機器費:150万円
  • 広告費:50万円
  • 消耗品費:50万円

主に必要になってくる資金は以上の5つです。鍼灸院の規模や立地など条件次第で変動するので、あくまでも目安の金額だと思ってください。店舗を構える場合は、物件取得費と改装費が発生するため、店舗の規模次第でより高額になります。

自宅もしくは無店舗で開業を行う場合は、物件取得費・改装費がほとんどかからず節約することが可能です。

また、これらの費用とは別に毎月鍼灸院を続けていくための運営費も発生します。

以下では、一人鍼灸院の場合の例をまとめています。

  • 賃貸料:30万円
  • 水道光熱費:6万円
  • 広告費:30万円
  • 消耗品費:6万円

主な費用は、賃貸料ですがこれらも鍼灸院の規模によって変動するので1つの目安としてご参考にしてみてください。

また、受付やより多くの患者さんの診療のためにスタッフを雇用する場合は人件費も必要となります。

4.開業資金の集め方

ここまで、開業時に必要になってくる資金の内訳や金額を紹介してきました。ここで問題になってくるのが開業資金をどうやって集めるかです。

自分で開業のために貯金を続けるという手もありますが、それでは開業まで相当に時間がかかってしまい現実的ではありません。
そこで貯金以外にも以下のような開業資金の集め方がおすすめです。

  • 日本政策金融金庫
  • カードローン
  • 投資家からの出資

特におすすめなのが、日本政策金融金庫です。日本政策金融金庫は、新規事業を立ち上げようとしている方向けに「新創業融資制度」というものを提供しています。この制度を利用することで、創業資産総額の10分の1以上自己資産を保有していれば、融資を受けられる可能性が高まります。

5.開業手順

資金の調達までの目途が立ったら、いよいよ本格的に開業に向けて準備を進めていきます。

ここからは、鍼灸院開業までの具体的な手順を紹介していくので参考にしてみてください。

事業計画・資金計画を立てる

まずは、事業計画と資金計画を立てることからはじめます。融資を受ける際に必要なものであるため、しっかりと考えるようにしましょう。

事業計画は「事業の目標を実現するために具体的な行動を示すもの」です。数年単位で事業の目標や計画を描いたものになります。

資金計画は「調達・返済・支払い」の3つの観点から、経営をスムーズに行えるように計画を立てたものです。事業計画・資金計画は融資の審査の際に必要になってきて、重要な要素になるので不備なくしっかりと作成するようにします。

物件を探す

事業計画・資金計画を立て、無事に融資の目途が立ったら開業に向けて次に行うことが物件探しです。物件を借りるかテナントに入るのが一般的ですが、前述したように自宅もしくは、出張専門で開業する場合は、物件を探す手間が省け、物件取得費の節約も可能です。

立地によってかかる費用が大きく変わってくるので、予算に無理のない範囲で物件を探していきましょう。ショッピングモールのテナントなど開業と同時に集客が見込める場所は、高額になります。

物件の改装工事をする

物件を見つけることが出来たら、次は物件の改装工事です。物件は鍼灸院の営業のために設計されているとは限らないので、鍼灸院の営業に相応しいよう改装工事を行う必要があります。

店舗のコンセプトに合った雰囲気の内装にしたり、ベットやレジなどの設置、空調設備など改装する項目は多く、1から準備を行うと高額になってしまいます。予算に余裕のない場合は、居抜き物件や中古の設備を探すなど工夫が必要です。

開業の手続きをする

物件を見つけ、改装工事まで終えることができたら開業の手続きを始めていきます。開業の手続きをする上で必要になってくる書類は以下の通りです。

  • 施術所開設届
  • 受領委任取り扱いの関わる申し出
  • 共済番号取得
  • 個人事業主の場合は開業届け

保健所に提出する施術所開設届は、医院開設後10日以内の提出が必要なので、忘れないようにしましょう。また、実店舗を構える場合には、提出するのは施術所開設届ですが、無店舗の出張型の場合は、出張施術業務開始届の提出が必要になります。

集客の準備をする

必要な書類を提出し、開業の手続きも全て終了したら、開業した鍼灸院に患者さんを呼び込むために集客を行っていきます。前述した通り、現在鍼灸院などの医院の数はとても多く、集客をしっかりと行わないと生き残ることは困難です。

集客をするために、まずはHPの開設や地域へのチラシ配布など存在を知ってもらうことから始めましょう。

また、最近ではインターネットでの宣伝も大きな効果があります。口コミを投稿・SNSで共有してもらう、公式のSNSアカウントを開設するなど積極的にインターネットを活用していきましょう。

6.経営のポイント

ある程度の患者さんに来院して頂けるようになったからといって安心してはいけません。経営戦略をしっかりと練り、業績を安定させる経営を行っていかないと、競争率の高い鍼灸院の世界では生き残ることが難しいです。

ここからは、安定して黒字を経営を行っていくための経営のポイントを紹介していきます。経営について詳しくない方はご参考にしてみてください。

リピーターを獲得する

一番大事になってくるのが、リピーターの獲得です。一度ご来院頂いた患者さんがこの先も来院し続けてくれるリピーターになってくれるかどうかで鍼灸院の売上は大きく変わってきます。定期的に来院してくれることで、安定的な売上に繋がるからです。

リピーターの確保には、患者さんからの信頼が大切です。患者さんから信頼を勝ち取れるように積極的にコミュニケーションをとるなど、頼ってもらえる鍼灸院を目指していくことが必要になります。

スタッフ1人1人の人柄を知ってもらうことも大切です。患者さんは1人信頼のできるスタッフさんができると、その人を目当てに来院してくれるようになります。そのため、スタッフの教育に力を入れることもリピーター獲得には大事な要素の1つになります。

新規顧客を獲得する

リピーター獲得と同等に重要になってくることが、新規顧客の獲得です。顧客数を増やすことで売上UPに繋がるにはもちろんのこと、新規顧客の中からリピーターを獲得することができれば、更に鍼灸院の売上安定に繋がります。

新規顧客を獲得するために大切なことは、他院とは異なるポイントをアピールすることです。他院ではなく、当院に来院しないと受けることのできないサービスなど他の医院との差別化を図ることで新規顧客の獲得がの望めます。

他院と異なるポイントは、HPや広告などで積極的にアピールをしましょう。公式のSNSなどで発信するなど、インターネットをフル活用することも、ネット社会の現代ではとても大事です。

自費メニューを導入する

自費メニューを導入することも鍼灸院の売り上げUPには重要です。不正受給の増加が原因で、最近は厚生労働省が保険請求の取り締まりを強化しており、保険請求だけでは十分な収入を得ることができずに苦労している院が多く存在します。

そのため、マッサージなど保険適用外の自費診療取り入れている院が増えてきています。オリジナルメニューや最新のシステムを利用した付加価値のあるメニューに導入なども大切です。

1つ「シセイカルテ」というサービスを利用したメニューを例に紹介します。

サイトリンク:シセイカルテ

このサービスは、姿勢の良し悪しを視覚化して患者さんに説明できるサービスです。視覚化できるため、患者さんにも分かりやすく満足度・リピーター率ともに上昇します。また、分析結果に応じて姿勢改善のためにメニューも表示されるので、施術者側としても助かるサービスです。

このように、まだ他院では導入されていないサービスを活用していることを広告などで上手くアピールしていくことが大切になります。

7.まとめ

今回は、鍼灸院の開業に必要な情報をご紹介しました。鍼灸院の開業で大切なことは、開業に必要な資金をしっかりと用意して、正しい手順を踏んで準備を進めていくことです。

競争率が高いため、今回紹介した経営のポイントをしっかりと意識して経営を行っていくことが安定した黒字経営への近道になります。

鍼灸院経営は1社の社長になるとの同じようなものなので、施術の腕だけではなく、ビジネス的観点から見た経営戦略も勉強していくようにしましょう。