姿勢矯正で歪みを改善!自分でできるストレッチや治療院で施術を受ける際の注意点を解説します

姿勢矯正で歪みを改善!自分でできるストレッチや治療院で施術を受ける際の注意点を解説します

コロナ禍でリモートワークが増えた昨今、肩こりや腰痛に悩まされていませんか?

実は、肩こりや腰痛は、姿勢矯正を行うことで改善することがあるんです。

ただ、やみくもに姿勢矯正を行ってしまうと、かえって身体の諸症状を悪化させてしまうこともあるため、注意して行う必要があります。

今回は、自宅でできる姿勢を正すストレッチや、治療院で姿勢矯正を受ける際の注意点についてご紹介します。

目次

1.姿勢矯正とは?

2.自分でできる姿勢のゆがみのチェック方法

3.なぜ姿勢がゆがむのか

4.姿勢のゆがみによるデメリット

5.自分でできる改善法

6.治療院に通う場合の注意点

7.まとめ

1.姿勢矯正とは?

姿勢矯正とは、身体の歪みを改善していく施術のことをいいます。

姿勢矯正を行うことによって、腰痛や肩こりの改善が見込めるため、注目されているのです。

そもそも矯正とは、正常な位置に無い骨関節を、ギプスやコルセットで正しい位置に戻すことを指します。

最近では、矯正下着やゴムバンドなど、自宅でも姿勢や骨盤を矯正できると謳うグッズが売られていますが、それだけでは根本的な解決にはなりません。

まずはどれだけ自分の体が歪んでいるのか、どういう状態なのかを知る必要があります。

2.自分でできる姿勢のゆがみのチェック方法

24時間正しい姿勢をキープするのは難しいと思う方も多いでしょう。

しかし、悪い姿勢を維持し続けてしまうと、脳はその姿勢を記憶してしまいます。

悪い姿勢を維持しないためにも、一度自分の姿勢のゆがみを簡単にチェックしておきましょう。

①壁の前に立つ

用意するものは何もありません。自宅の周囲に物が置いていない壁を使用してください。

②頭、背中、お尻、かかとを壁にくっつける。

そこでくっつけた4点のうち、いくつかが離れてしまった場合、姿勢が歪んでいる可能性が高いです。

3.なぜ姿勢が歪むのか

人間は二足歩行になる前、四足歩行で生活していました。二足歩行になった現在、重力に逆らう姿勢になっている関係で、身体に大きな負担がかかっています。

しかし、それだけではなく、日頃の生活習慣によって、体の歪みが発生していることも考えられます。

足を組んで座ったり、寝転がって本を読んだりといった日常的な動作が、自分でも気づかないうちに、自分自身で体の歪みを作っているのです。

また、現代ではデスクワークで長時間同じ姿勢をとることも多い傾向にあります。また、スマホを長時間使用して、首の疲れを感じたことがある方もいると思います。

その上、仕事や学業に追われ、なかなか運動する時間が無いという方もいるのではないでしょうか。

そんな方にありがちな運動不足も、姿勢の歪みの原因の1つです。

4.姿勢のゆがみによるデメリット

姿勢が歪んでいるのが良くないのは分かっても、何が問題なのかピンとこない方もいると思います。

ですが、悩みの種になっていた体の不調が、実は体の歪みによって引き起こされていたということも珍しくありません。

実際に体が歪んでいることによって発生しやすいデメリットを、4つご紹介します。

首や肩の痛み

背骨のカーブが崩れてしまうことによって、様々な筋肉に負担がかかってしまいます。


その負担が続くことにより、首や肩の痛みが引き起こされてしまうのです。その痛みによって頭痛が誘発されることもあります。

また、スマホを長時間見る方はスマホ首(ストレートネック)になっている可能性があります。

これは、通常緩やかなカーブを描いている首の骨が、一直線になってしまうことで、首に負荷がかかっている状態を指します。

参考:ストレートネックとは?自分でできる見分け方と予防法をご紹介!

むくみや冷え性

骨盤が傾いたり歪んだりしてしまうことにより、血管が圧迫され、下半身が冷えやすくなってしまいます。

また、血液循環が悪くなってしまうので、水分や老廃物が排出されにくくなり、むくみが併発されることも。

女性の場合には、骨盤が傾き内臓が下がってしまうと、子宮や卵巣が圧迫され、月経痛が悪化することもあります。

産婦人科に通っても改善されない方は、一度姿勢が歪んでいないかチェックしてみるといいでしょう。

太りやすくなる

骨格の歪みによって、内臓や血管のポジションがずれてしまい、血液やリンパ液の循環が滞ってしまいます。

そのため、基礎代謝が低下してしまい、結果的に脂肪を溜め込みやすい体になってしまうのです。

もちろん、太りやすくなる原因は食生活や運動量にも関わってきますが、体の歪みは、痩せやすい体を作る根底を揺るがすものであることを知っておきましょう。

見た目の印象の悪化

太りやすい体になってしまうことで、脂肪がつきやすくなり、見た目の印象が悪化してしまいます。

もちろん、老廃物などの排出も滞るので、太りやすいと同時に痩せにくい体になってしまうのもネックですね。

また、体が歪むことで姿勢が悪化し、ストレートネックや猫背といった見た目の悪さにもつながります。

モデルのような美しい姿勢を目指すには、まず体の歪みを矯正する必要があるのです。

5.自分でできる改善法

姿勢が悪いのは分かったとしても、わざわざ病院に行かないといけないのはちょっと億劫ですよね。

まずは自分で簡単に姿勢の歪みを改善する方法を試してみましょう。

今回は姿勢改善効果のあるストレッチと筋トレをご紹介します。

ストレッチをする

今回は、上半身の歪みを整えるリンパストレッチをご紹介します。

 

①立ち上がった状態で、足を肩幅より広めに開きます。

②肩の後ろで手を組みます。指を交差させ、握ってください。

ストレッチ_1

③組んだ腕を下げ、頭を左右に倒し、それぞれ15秒キープしてください。

ストレッチ3

 
 

④首を真後ろへ倒し、15秒キープしてください。

ストレッチ2

これで鎖骨と首の前後が伸びるので、上半身の歪みを整えることができます。

首を倒す際、勢いよくやると首を痛める可能性があるので、気持ちよさを感じる程度にゆっくり倒してくださいね。

1日3セットを目安にして、長時間デスクワークをした後や、スマホを眺めた後などにぜひやってみてください。

筋トレをする

①まず、椅子に座り、あごを引いて頭を下に向けます。

②掌を下にして両手を前に伸ばします。

③その姿勢で10秒間キープします。

④肩甲骨を伸ばすことを意識しましょう。肘は肩と同じ高さでキープしてください。

筋トレ1-1

⑤次に、頭を正面に向けます。

⑥頭を正面に向けたまま、肘を身体の後ろに向かって引いていきます。

⑦肘をひききったら、その姿勢で10秒間キープします。

⑧肘を引く際、肘の高さが下がらないように注意しましょう。

筋トレ2-1

⑨肘の高さを変えず、掌を正面に向けてください。その姿勢で10秒キープしましょう。

筋トレ3

この7ステップは30秒ほどで終了します。とても簡単なので、仕事の合間や隙間時間などに1日3セットを目安にして行いましょう。

 

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6.治療院に通う場合の注意点

「自分だけで体の歪みを改善できているか不安」という方には、治療院に通うという選択肢があります。

身体に関するプロが施術してくれるため、自分で行うより安心感や確実性があるのがメリットとして挙げられます。

しかし、注意点もいくつかあるので、以下で確認しておきましょう。

1度の施術で治る訳ではない

治療院も整形外科と同じで、治療を行い、アフターケアをし、予後観察を行いながら再度施術をしていきます。

つまり、1度の施術を受けただけで姿勢矯正が終了するわけではないのです。

姿勢は常に重力からの負荷や、日頃の行いによって歪んでいきます。そのため、一度治療院で施術をしてもらい良くなったとしても、再度歪んでくるという事は充分にあり得るのです。

また、歪みの程度によっては、何度も治療院に通わないと行けない場合もあります。その点を理解しておくことが大切です。

日常生活での注意点も指導してくれる治療院を選ぶ

体の歪みは施術だけでなく、日常生活における動作のクセなどを改善して、初めて良くなっていくものです。

そのため、アフターケアをせず、治療に通うように強制してくる治療院はあまりオススメしません。

また、スタッフと患者の信頼関係も、姿勢矯正を効果的に行っていく上で大切です。

もし、施術を受けた際に不満を感じた場合は、速やかに治療院を変えましょう。

日常生活での注意点は人によってさまざまだと思いますが、指導してもらった場合は、生活する上で意識し、自ら進んで姿勢矯正を行うようにしてください。

7.まとめ

常に体に負荷がかかっている以上、人間と姿勢の歪みは切っても切り離せないものであることが分かりました。

しかし、日頃からストレッチや筋トレを行うことで、自宅でも簡単に姿勢矯正ができます。不安であれば、治療院に通い、施術を受けるのも良いでしょう。

何か体に不調がある方は、体の歪みが原因かもしれません。日頃から姿勢に気を付け、健康的な体作りを心がけていきましょう。

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監修者紹介
堀 雅登(ほり まさと)

理学療法士。藤田医科大学病院、フジ虎ノ門整形外科病院にて様々な疾患のリハビリを中心に従事。その後、株式会社Sapeetへ入社。姿勢分析サービスシセイカルテの分析ロジックや姿勢改善ストレッチの監修を務める。