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接骨院・整骨院で保険料金表を作成する方法や注意点を解説

「保険診療をどのように記載したらよいかわからない」「どこまで詳細に作成したら良いか悩んでいる」など、料金表の作成でお悩みではありませんか?

当記事では、「保険料金表の作成ポイント」「作成に必要な知識」について解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

【接骨院・整骨院】の保険料金表作成のポイント20

保険料金表を作成する際に、どのように記入したら良いかイメージは沸いていますか?ここでは保険料金表作成のために注意して欲しいポイントを3つご紹介します。

保険診療と自費診療を区別する

保険診療と自費診療は料金表の中で、しっかりと区別して記載するようにしましょう。この時、患者様視点で料金表を見た際に、「保険診療か自費診療かを判断できるのか」がポイントです。

自費診療の場合は、患者様負担となるため料金が高くなります。もしこの金額と保険診療の金額が混ざって記載されていると、金額の違いによって患者様を迷わせてしまいます。

特にホームページ・SNS上で料金表を作成する際は、その場で説明することができないので、説明も入れながら分かりやすく記載することが大切です。

保険対象及び保険対象外の症状を明記する

専門知識のない患者様にとっては、どの症状が保険診療の対象で、保険対象外となるのかを把握していません。したがって、保険料金表を作成する際には、どのような症状が保険の対象となるのか分かるように記載しましょう。

一般的に、保険が適用されるメニューには、「骨折」「捻挫」「脱臼」「打撲」「挫傷」などがあります。しかし、骨折や脱臼に関しては、緊急を要する場合を除いて医師からの同意がなければ施術できないので、料金表にこの旨を記載しておく必要があります。

その他にも、肩こり・慢性腰痛・体調不良なども保険適用外です。

患者様に誤解をさせないようにしっかりと「保険適用の症状」と「保険が適用されない症状」を明記しましょう。

急なメニュー変更や価格の変更は避ける

一度料金表を作成した場合は、急なメニュー変更や価格の変更はしないようにしましょう。

自費診療の場合は、自由に金額を決めたり、メニュー内容を変更したりできるので、売れ行きや集客目的で頻繁に変えてしまうケースがあります。

しかし、急な金額の変更は、患者様から利益追求のための変更だと思われ、信頼を失ってしまうケースも少なくありません。

また、メニューを突然変更してしまうと、変更前のメニューをリピートして通っていた患者様が離れる可能性があるので、変更する際には十分に注意してください。

「変更したら患者様がどう思うのか」といった部分を考慮しながら、料金表を作成していくことが大切です。

【接骨院・整骨院】保険料金表作成の前に受領委任取扱いについて把握

保険料金表を作るためには、基本知識として「受領委任取り扱い」について十分に理解する必要があります。

ここからは、「受領委任取り扱い」とは何か。そして、保険料金が適用されない施術について、より詳しくご紹介していきます。

受領委任取扱いとは

受領委任の取り扱いとは、接骨院・整骨院の保険診療において、施術者が、療養費の請求権者である被保険者等から療養費の委任を受け、保険者等に請求する場合の取り扱いのことです。

さらに細かく解説すると、接骨院・整骨院の施術者は、保険診療を受けに来た患者様から療養費を直接いただくのではなく、「療養費を保険事業運営者に対して請求する権利」をいただき、患者様に変わって施術者が保険事業運営者に対して請求するというものです。

もちろん、この請求は保険適用となる施術が対象なので、どんな施術に対しても適用できる制度ではありません。

保険料金が適用されない施術を把握

保険料金表作成のポイントでもお伝えしたように、保険診療が可能な範囲のものとそうでないものがあります。

保険が使える症状は、「骨折」「脱臼」「打撲」「捻挫」「挫傷」の5種類。骨折と脱臼に関しては緊急を要する場合か医師からの同意を得ている場合に限ります。

また、「打撲」「捻挫」「挫傷」だったとしても、3ヶ月以上に及ぶ長期の施術となった場合や、一度に4部位以上の施術が必要となった場合には、書面を出すなどの義務が生じます。

一方、保険が適用されない症状としては、「肩こり」「腰痛」「頭痛」「眼精疲労」「体調不良」「倦怠感」「更年期障害」「自律神経失調症」などです。これらの保険適用に関する知識をしっかりと深めた上で、保険料金表の作成をしましょう。

【接骨院・整骨院】保険施術の一部負担金とは

保険診療の「受領委任取り扱い」について解説しました。次は、保険診療で患者様から費用をいただく際に発生する、一部負担金についてご紹介します。

一部負担金とは

一部負担金とは、保険診療において患者様から窓口で支払いを受ける必要がある金額のことです。

この金額は、値引きや割増をすることができず、「患者から支払いを受ける一部負担金については、これを減免または超過して徴収しないこと」と、厚生労働省保険局長から通知されています。

またこの一部負担金の計算方法は下記のようになっています。

引用:「柔道整復師の施術に係る療養費について」(平成 20 年 9 月 22 日付保発第 092002 号)により、受領委任の取扱いとすることが認められている施術所において、患者から支払いを受けることとされている一部負担金に相当する金額は、健康保険法、高齢者の医療の確保に関する法律等の規定に基づき、施術に要した費用に 10 分の 1、10 分の 2 又は

10 分の 3 を乗じた額であること。

引用URL:

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/jyuudou/index.html

 

くれぐれも、指定された金額以上のお金を受け取ることが無いように注意しましょう。

10円未満の一部負担金は四捨五入すること

保険診療において、一部負担金が10円未満となるケースがあります。この場合、接骨院・整骨院の窓口業務の軽減が考慮されたことで、四捨五入して取り扱う決まりとなりました。

したがって、一部負担金は、保険診療の費用に保険割合を乗じた金額を四捨五入して10円単位に揃えたものが一部負担金となります。

ところが、患者様はこの決まりを知らない場合が多いので、「10円未満は四捨五入をする」旨を料金表などに記載し、窓口でトラブルにならないようにしておきましょう。

まとめ

保険料金表作成において注意しておきたいポイントはご理解いただけましたか?

特に保険診療は細かい決まりが多いため、症状による区別・受領委任や一部負担金に関わる説明などを分かりやすく記載しておくことが重要です。

また自費診療を取り入れている接骨院・整骨院の場合は、保険診療と自費診療を混ぜて記載しないように注意しましょう。窓口による料金トラブルを引き起こさないように、取り組んでみてくださいね。

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