logo
お役立ち資料
新規CTA

柔道整復師の将来性を現状から考察!将来性を自ら勝ち取る方法も徹底解説

高齢者の増加やPC・スマホの普及により、需要が高まりつつある柔道整復師業界。手に職とも言われる時代で柔道整復師を目指してみたい方も多いでしょう。

そんな時に疑問となるのが、柔道整復師の将来性です。せっかく目指すのであれば、将来性について知った上で資格取得に取り組むことが大切。

そこで当記事では「柔道整復師の現状」「将来性」「自ら将来性を勝ち取るための方法」の3点についてご紹介します。

柔道整復師の現状

柔道整復師とは、骨・関節・筋・腱・人体などに関わる骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの怪我に対して、外科手術や投薬などの治療をせずに施術する専門家のことを言います。

国家資格でもあり、資格を取得している方が急増。注目を浴びている資格の1つです。そんな柔道整復師の気になる現状について、年収・柔道整復師の増加・競争の激化といったトピックをご紹介します。

柔道整復師の年収

柔道整復師の平均年収は、2021年12月8日更新の求人ボックスを参考に見てみると、正社員で約3,660,000円という数字になっています。国税庁が発表している、日本の全業種の平均年収4,673,000円と比較してみると1,013,000円ほど低いという結果に。

またアルバイト・パートをみると、平均時給1,087円。派遣社員は1,500円と、決して高い金額ではありません。

ここで正社員の年収を細かく見ていきましょう。正社員の年収幅は、下が約2,920,000円から、上は約7,160,000円となっており、幅が広い傾向にあります。

このように収入幅が広くなっているのは、柔道整復師の給料が資格手当や能力手当によって大きく左右されるからです。そのため、年収をアップさせて将来性を勝ち取るためには、スキルアップが必要となります。

増加し続ける柔道整復師の数

柔道整復師の有資格者は年々増加。平成30年に発表した厚生労働省の調査では、73,017人を記録しており、平成20年の43,946人と比較すると、29,071人も有資格者が増加しています。

実はこの背景には、専門学校が増えたことも強く影響しています。これまでは、柔道整復養成施設を新規で開設することは、厚生労働省により厳しく制限されていました。ところが、「柔道整復師養成施設不指定処分取消請求事件」の後に規制が緩和され、新規の柔道整復養成施設が増加したのです。

今は再び柔道整復師学校養成施設指定規則が改正されたため、新規の柔道整復養成施設が急増することは考えにくいですが、柔道整復師事態の数が減少することはないでしょう。

また、以前までは「柔道整復師=骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷に対して施術する人」という印象が強かったのですが、今はスポーツトレーナーという選択肢も取れます。

その他、高齢化社会・スマホの普及などの社会現象によって、柔道整復師のスキルを活かせる幅が大きく広がりました。今後の需要の高まりも考えると、柔道整復師はさらに増えるのではないかと予想できます。

接骨院・整骨院の増加による競争の激化

平成30年の全国柔整鍼灸協同組合の調べによると、接骨院・整骨院の数は50,077件にまで及びます。平成28年時は48,024件なので、2年間で2,053件も増加したことになります。

お店の件数でよく比較されるコンビニの件数は平成30年で55,404件なのを見ると、接骨院・整骨院はコンビニに匹敵するほどの数が全国にあると分かります。

これだけの件数があると、同じエリア内にたくさんの接骨院・整骨院が建てられるため、患者様の取り合いになりかねません。接骨院・整骨院で働く柔道整復師同士の競争は、非常に激しくなっています。

柔道整復師の将来性

現状を見ると、今後柔道整復師の将来は難しくなってしまうのではないかと思いませんか?困難な一面もあれば、将来性に期待できる一面もあります。一体どういうことなのか、柔道整復師の将来性について迫っていきましょう。

高齢化社会による需要の増加

現在の日本は高齢化社会が深刻化し、65歳以上の高齢者は平成28年9月15日の調査で34,610,000人にも及びます。総人口に占める割合は27.3%となっており、より高齢者が増え続けているのです。

実は高齢者の数が増えるにつれて、柔道整復師の需要も増加。「機能訓練指導員」として活躍する柔道整復師も増えています。

一般的に、柔道整復師は接骨院・整骨院で働くイメージが強いものですが、実は介護施設・福祉施設でも働くことが可能です。

例えば、近年利用者が増えているデイサービスやショートステイ、特別養護老人ホームでは、「機能訓練指導員」を必ず1人配置しなくてはなりません。そのため、柔道整復師は介護福祉業界においても、非常に重要な役割を担っています。したがって、今後柔道整復師の需要はさらに高まっていくでしょう。

健康志向の高まりによる需要の増加

インターネットの普及によって、健康に関する情報がたくさん飛び交うようになり、一人一人の健康志向が上昇。

そのため、これまでは肩・腰などの不調は「湿布を貼ってやり過ごす」「軽くストレッチをする」などのセルフケアでしたが、専門家にお願いしようという意識もみられるようです。

また、整骨院における市場競合データを参考にみてみると、2012年と2021年のデータを比べた時に、「ぜひ利用したい」「どちらかと言えば利用したい」と回答した人の数が、2012年で23%。2021年では24%とわずかに上昇。

1%とわずかな上昇ではあるものの、確かに需要が増加していることに違いはありません。

手に職時代にマッチした働き方が可能

終身雇用が絶対でなくなった今、手に職時代と言われるようになり、一人一人が資格や技術を持って働く傾向にあります。

そこで人気となっているのが柔道整復師です。先にも述べたように、柔道整復師の活躍の幅は接骨院・整体院のみでなく、機能訓練指導員やスポーツトレーナーと、幅が広がっています。そのため、非常に人気が高く、取得を目指す人が増え続けているのです。

また、介護職員や看護師といった人に寄り添わなければいけない仕事は、2021年における今ではAIにできない仕事と言われており、柔道整復師の仕事もその1つです。

そのため、自らスキルを磨いていくことによって、将来性を十分に築けると予測できます。

将来性を自ら切り開ける柔道整復師になる方法

柔道整復師の数や、接骨院・整骨院の数が増えて競争は激化しているものの、同時に需要も増加しているため、十分将来性があることをご理解いただけたと思います。

しかし、ただ柔道整復師になるだけでは、必ず将来性があるとは言えません。これからの時代に合わせて、日々スキルアップしていく必要があります。

そこで最後に、将来性を自ら切り開ける柔道整復師になるためにはどうしたらよいか、方法をご紹介します。

ダブルライセンスを目指し競争を勝ち抜く

柔道整復師は資格手当や能力手当による給料差が大きい職種です。そのため、柔道整復師だけでなく、鍼灸師・理学療法士・介護福祉士などの資格も一緒に取得するダブルライセンスを目指しましょう。

例えば、柔道整復術と相性の良い鍼灸師は、患者様にできる施術の幅が広がるため、ダブルライセンスとして人気です。また需要が増え続けている介護業界で働くのであれば、介護福祉士を取得しておくと、現代のニーズに合わせた働き方ができるでしょう。

また資格取得時は、支援制度のある養成施設に通うことをおすすめします。ダブルライセンス関連の支援制度がある学校もあるので、内容をしっかり確認してみてください。

独立・開業により収入幅を最大化させる

自身で独立・開業して接骨院・整骨院を開業することで、従業員として雇われて働いていた時よりも収入をアップできる可能性があります。

しかし、すべて自身で考えて行わなければいけないため、施術スキルだけでなく、同時に経営スキルも必要となります。

「自分の経営スキルを試したい」「年収をアップさせたい」「やりたいメニューがある」など、さらに高みを目指したい方におすすめです。

セミナー講師・トレーナーなど幅広く活躍する

柔道整復師はセミナーの講師やスポーツトレーナーなど副業としての活躍の幅も広いです。

自分で独立・開業した際には、どのように集客戦略を行ったのか、経営課題に対してどう向き合ったのかなど、実体験をセミナーで話すことができます。経営を通して技術・知識を蓄積し、セミナーなどで活躍の幅を広げましょう。

またスポーツトレーナーであれば、スポーツ選手に専属でついたり、スポーツチームに所属して働くなど働き方は多数。スポーツ選手が打撲・脱臼・骨折・捻挫・挫傷などのケガをした際に、ケガの施術からリハビリまでを手がけられます。

他にもスポーツトレーナーには下記のような種類があるので、参考にご覧ください。

メディカルトレーナー

病気やケガをした人に施術を施したり、高齢者の運動機能の回復を手伝ったりするトレーナー。

アスレチックトレーナー

スポーツ選手がスポーツの現場で負傷した際に応急処置や障害予防のために働くトレーナー。

コンディショニングトレーナー

スポーツ選手の練習から試合における体調管理・ケガの予防を行うトレーナー。

フィットネストレーナー

スポーツジムやフィットネスクラブで働くトレーナー。

ストレングストレーナー

障害予防及びにスポーツパフォーマンスを向上させるためのトレーニングプログラムを計画・実行するトレーナー。

それぞれ役割が異なり、どれも柔道整復師だからこそできる内容となっています。接骨院・整骨院での業務の他に、トレーナーと組み合わせて行うことで、より収入をアップさせて有意義に働くことが可能です。

まとめ

年々柔道整復師が増えて競争は激しくなっていますが、それと同じだけ需要も増加しています。人に寄り添う仕事だからこそ、今後長く生き残り続ける仕事だと言われており、将来性にも期待がもてる資格です。

とはいっても、スキルが収入に大きく影響するため、資格を取得した後も、実務経験と他の資格の勉強など幅広く学び続ける必要があります。可能性のある仕事だからこそ、日々スキルアップを目指して、自ら将来性を切り開きましょう。

 

【こちらの記事もおすすめ】

柔道整復師として生き残りは可能?現状や難しい要因・生き残る方法を解説

整体師・柔道整復師は儲かる?リアルな収入や儲かるための注意点を解説

お役立ち資料