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鍼灸院でチラシを作成する際の注意点まとめ!気になる広告ルールや作成ポイントも解説

鍼灸院を開業したら、必ずしなければいけないのが患者様の集客。その集客において重要な役割を果たすのが広告です。はじめに広告をして鍼灸院の認知を広げなければ、患者様を集客できません。

そんな時、広告手段としてもっとも一般的なのがチラシの配布です。チラシは即効性が高く、比較的安い単価で始められる広告で、多くの方が利用しています。

しかし鍼灸院でチラシを作る際には、守らなければいけないルールや規制がたくさんあるため、一体どのようにして作成したらよいか困ってはいませんか?

そこで今回は、「鍼灸院でチラシを作る必要性」「チラシの作成方法」、「チラシ作成に関するルール」「チラシポスティング時の注意点」について解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

鍼灸院でチラシを作る必要性

鍼灸院でチラシを作成する必要性は主に4つ。まずは作る必要性について解説していきます。

需要の高い高齢者層に対してアプローチ可能

広告には、テレビ・雑誌・新聞・インターネットなどさまざまな手段があります。この広告手段によってリーチできるユーザーが変わり、活用方法も異なります。

例えば新聞の折り込みチラシの場合だと、比較的高い年代の方へアプローチが可能です。

2020年に行われた「第13回メディアに関する世論調査」を参考にしてみると、新聞の年代別購読率は50代以上の方で60.6%。鍼灸院を利用する患者様は40代を超える方が多いので、利用者層とターゲットがマッチし、非常に相性の良い広告手段だと言えます。

また折り込みチラシとは別で、ポスティングも合わせて行うと、年齢層とは別でエリアや家の特徴などを分析しながら広告可能。広告効果を見極めながら改善していくことで、より正確な集客を行えます。

保存できるため見せ方の工夫で効果を最大化できる

チラシは紙であるため、保存に優れた媒体だと言えます。インターネットの一時的な広告や、コマーシャルなどのタイミングが必要となる広告手段とは違い、チラシは捨てられない限り手元に残しておけるものです。そのため、チラシには保存できる特徴があり、長く広告効果を発揮できる場合もあります。

またチラシにクーポンやイベントの告知、また読み物としてのコンテンツを掲載することによって、長く保存してもらえる可能性がアップ。保存される広告だということを念頭におきながらチラシを作成しましょう。

配布してすぐに認知させられるため即効性が高い

チラシは短期間で多くのユーザーに対して配布し、直接手元に届くものなので、認知までのスピードが非常に早いです。

認知が早いことによって、配布したその日から集客できる可能性も高まり、非常に即効性が高い広告手段だと言えるでしょう。

また、手元に直接届くことで「家族と相談してから行く」などの選択もとりやすく、比較的効果をすぐに体感することができます。

紙ならではの信用性がある

インターネット広告が流行っている現代ですが、信用においてはまだまだ紙の方が強い傾向にあります。

総務省による、「令和2年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の各メディアの信頼度に関する調査を見てみると、新聞は66.0%。インターネットは29.9%と、まだまだ新聞という紙媒体の方が、信頼度は高い傾向にありました。(※調査対象者は13歳から69歳までの男女1,500人)

もちろんチラシは新聞とは違いますが、紙媒体という1つの大きな括りとしてみると、インターネットよりも信用性が高いと言えます。

鍼灸院でチラシを作る際の注意点

鍼灸院とチラシの相性は非常によく、患者様となりえるターゲット層に対してアプローチできる媒体だと分かりました。

しかし、鍼灸院がチラシを作成して患者様をしっかりと集客するためには、注意しなければいけないポイントが5つあります。

ここからは、鍼灸院でチラシを作る際の注意点について解説していきます。

ターゲットを分析して見せ方を工夫すること

チラシで効果の最大化を図るためには、ターゲットをしっかり分析し、どのようなチラシを作成するのか考える必要があります。

このターゲットをしっかりと分析するというのは、何も年齢だけを分析するのではありません。

年齢・性別・性格・地域・家族構成・年収など、細かくターゲットをイメージし、複数のターゲットを細かく想像しておきましょう。

このように細かく想像しておくと、チラシのデザインやキャッチコピーをどうするかなどを決める判断材料となります。また、数をたくさん打つチラシではなく「狙って集客できるチラシ」を作成することが可能です。

鍼灸院の魅力をどうやって伝えるべきか、ターゲットに合わせてチラシを作成し集客アップを狙いましょう。

他院と魅力を差別化すること

年々鍼灸院や接骨院・整骨院の数が増えているため、ただ配布するだけでは他院の魅力に負けて、チラシの効果を発揮できない場合もあります。

エリアにおける競合他院をしっかりとリサーチし、自分の鍼灸院はどのような魅力があるのか差別化しましょう。

その際、写真で分かりやすく伝える・キャッチコピーを考えるなど、デザインで差別化を図ることが非常に重要です。

広告規制を遵守したチラシを作ること

鍼灸院でチラシを作成する上で、最も注意しなければいけない点は広告規制を守ることです。鍼灸は医業類似行為とされているため、あはき法などの厳しい広告の規制があります。

詳しい広告規制については後半で改めてお伝えしておりますので、広告作成時に参考にしてみてください。

施術所や周辺設備について分かりやすく記載すること

チラシを見てしっかりと施術所に辿り着けるように、名称・電話番号・住所を明記しましょう。住所を記載する際は、近くの目標物や簡易的な地図と合わせて掲載しておくと分かりやすくなります。

また、駐車場の有無についても記載しておくことがポイント。もし駐車場がない場合は、近隣のコインパーキングなども合わせて掲載しておくと、ユーザーに対して非常に親切なチラシとなります。

「車で行けるか分からないから辞めた」「場所が分かりにくいから辞めた」など、機会損失を招かないように、「実際に辿り着けるように分かりやすく記載する」ことが大切です。

チラシの反響率を知った上で行うこと

「チラシを配布したら広告はしなくても良い」と考えるのは非常に危険です。一般的にチラシの反響率は0.01%〜0.3%程度と言われており、数ある広告手段の中でも低い傾向があります。

仮に、最低の0.01%と計算した場合10000人に届いてやっと1人。0.3%だったとしても、約333人に配布して1人の反響となります。

1人に配布して1人が必ずくるものではないことを念頭においた上で、チラシ作成やポスティングを行いましょう。

また一回のチラシで集客を終えるのではなく、複数回に分けて実施したり、その他の広告手段とも組み合わせながら実施していくのが必要となります。

くれぐれも1回のチラシ配布で満足しないように注意してください。

鍼灸院がチラシを作る際の掲載ルール

鍼灸院がチラシを作成する上で非常に重要なのは記載ルールを守ることです。

鍼灸院は医業類似行為となるため、あはき法や薬機法(旧薬事法)などに遵守した上でチラシを作成しなければいけません。

ここでは、チラシを作成する上で重要となる厳しいルールについて解説していきます。

施術内容は掲載不可!業務の種類で代用すること

実は施術内容を広告することは、あはき法第七条によって禁止されています。その代わり、業務の種類(あん摩業、マッサージ業、指圧業、はり業、きゅう業)の掲載は可能。もみりょうじ・やいと・えつ・小児鍼(しょうにはり)なども掲載可能です。

また医療保険療養費支給申請を行っていることの記載も問題ありません。

医療保険療養費支給申請とは、患者様が医師の同意を得ている際に、療養費を健康保険を使用して請求できるものです。

保険診療が可能だという点は、ひとつの信頼ポイントとなるため、広告として掲載しておくと目を引く要素の1つとなります。

経歴や実績の掲載も不可

あはき法では、広告する上で経歴や実績の掲載をすることも不可能だと明記されています。そのため、自身が卒業した大学・専門学校・学会などの経歴に当たる情報は、他院との比較判断材料となるため掲載できません。

また、「ビフォーアフター」「症状が改善した」「満足度ナンバーワン」などの実績を広告として掲載することも比較優良広告の対象となるため記載NGです。

近年、誇大広告がたくさん見られるようになりましたが、少しずつ規制が厳しくなっています。仮に知らずに違反した場合は、罰金系や業務停止命令が下される場合もあるので、十分に注意しましょう。

誤解を招く表現・表記はしないこと

鍼灸は、あくまでも医業類似行為であり、医業ではありません。

そのため、「治療」「診療」「診察」などの表記はNG。また、「診療時間」「診察時間」などの言葉も記載できないので、注意しましょう。また医療と勘違いされやすい、クリニックや治療院などの表現もしてはいけません。

その他の誤解を招くようなNG表記は、下記をご参考にしてください。

「治療・診療・診察・休診・治療日・診察日・診療日・治療時間・診察時間・診療時間・休診日・診療中・初診・往診」

基本的に治療などのキーワードは施術と表記。休診日などのお休みを表記する場合は、そのまま休日と表記するようにしましょう。

また最新機器・最高機器など、誤解を招くような広告も禁止です。チラシを作成する際は、必ず薬機法・景品表示法・医師法・あはき法に注意しましょう。

鍼灸院のチラシポスティング時の注意点

ターゲットを分析し、広告ルールを守りながら作成しなければいけないチラシ。

ここまでせっかく頑張っても、チラシを無闇にポスティングをしてしまうと、効果の最大化を狙えず努力が水の泡となってしまいます。

そこで最後に、実際にチラシをポスティングする時の注意点についてまとめてみました。

配布するタイミングは午前中がベスト

ポスティングをする際は、ターゲットがどんなタイミングでチラシを見るのか考えながら行いましょう。

例えば40代の男性で朝から夕方まで働く会社員を想定した場合、ポストを覗くタイミングは夕方仕事から帰宅したタイミングです。

この場合は午前中のうちに配布してしまい、夕方帰宅する際にチラシに目が触れるようにしておくのがベスト。

また、40代男性会社員以外をターゲットにする場合でも、ほとんどは午前に外出し、午後に帰宅するという方が多いです。そのため、午前中にポスティングしておいた方が、比較的目に付く機会が多くなります。

逆に朝早くポスティングしてしまったり、夜遅くにポスティングしてしまうと、人によっては嫌がる方もいます。届けたいターゲットの生活リズムを意識しながら、ポスティングする時間を工夫してみましょう。

ターゲットに合わせて配布エリアを決める

ポスティングする際は、配布エリアを決めておくことが非常に重要です。

例えば、若い世代が多い大学付近のエリアよりも、鍼灸院のターゲットになりえる家族世帯が多いエリアの方が、チラシに対する反応率はグッと上がることでしょう。

またチラシ作成時に考えたターゲットに合わせてエリアを選択することによって、キャッチコピーやデザインに対する反響が大きくなりやすいです。

他にも、鍼灸院の場所から考えてポスティングエリアを選定することも大切。例えば、大きな建物・川などを境に生活エリアがガラッと変わるケースも少なくありません。そういった地域の特徴も合わせて考えながら、戦略を練ることが必要です。

まとめ

鍼灸院のチラシ作成でもっとも意識して欲しいポイントは3つ。

  • ターゲットを意識したチラシのデザインと情報にする
  • 薬機法・景品表示法・医師法・あはき法を遵守する
  • より効果的なポスティングエリアを分析し配布する

しっかりと法律などのルールを守り、ターゲットを意識したデザインとポスティングでチラシ効果の最大化を図りましょう。

また、チラシという広告手段だけに依存せず、インターネット広告やその他の媒体なども組み合わせながら広告を行うことも大切です。

ぜひコストバランスを考えながら、より効果的な広告を行いましょう。

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