logo
お役立ち資料
新規CTA

マッサージ師に必要な資格は?取得の流れ・費用目安・難易度をご紹介

将来マッサージ師を目指すにあたり、まず気になるのがマッサージ師になるための資格ではないでしょうか。

身体の不調を和らげるマッサージの仕事は、整体やリラクゼーションの仕事と違い、無資格で行うことができません。

本記事ではマッサージ師の定義から必要な資格、取得の流れなどについて解説します。マッサージ師の仕事に就きたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

1.マッサージ師の定義について

2.マッサージ師に必要な資格

3.あん摩マッサージ指圧師資格を取得する方法

4.あん摩マッサージ指圧師資格取得にかかる費用の目安

5.あん摩マッサージ指圧師資格取得の難易度

6.まとめ

1.マッサージ師の定義について

マッサージ師は人の身体を揉んだりさすったりして施術を行うため、同じようなサービスを行うエステティシャン・セラピスト・整体師などの職業と混同されることが多々あります。

しかし、実際はそれぞれで手技手法が異なります。では、マッサージ師とはどんな仕事が該当するのでしょうか。

マッサージ師の資格についてご紹介する前に、まずはマッサージ師の定義と混同されやすい職業について詳しく見ていきましょう。

あん摩マッサージ指圧師

あん摩マッサージ指圧師はマッサージ師の正しい呼び方で、文字通り「あん摩」「マッサージ」「指圧」と3つの手技を行う仕事です。

肩や首の痛みなど、主に患者さんが訴える身体の不調を和らげる施術を行います。

医師を除いて医療マッサージを行える唯一の国家資格で、治療院での施術はもちろん、リハビリ施設や介護施設などでも医師の同意があれば保険適用のマッサージを行うことが可能です。

エステティシャン

エステサロンでマッサージと似たような施術を行う仕事はエステティシャンに該当します。

エスティシャンは「肌をキレイにしたい」「スリムになりたい」という目的を持つお客さんに対してケアを行うのが主な仕事です。

その中で手技や美容機器を用いたマッサージのような施術を行うこともありますが、あくまでも見た目のケアを目的としているため、マッサージ師とは仕事内容が異なります。

セラピスト

リラクゼーションサロンや温泉施設のスパなどを中心に、内面のケアを目的とした施術を行う仕事はセラピストに該当します。

セラピストにはアロマを用いて施術を行うアロマセラピストや、足ツボを行うリフレクソロジスト、ヘッドマッサージを行うヘッドセラピストなどさまざまな種類があります。

いずれも心と体を癒すことを目的としているため、マッサージ師とは仕事内容が異なります。

整体師

整体師は患者さんの不調を整える目的として押す・揉む・擦るなどの手技を用いた施術を行うため、マッサージ師と非常に混同されやすい職業です。

マッサージについての明確な定義付けはありませんが、厚生労働省では「施術者の体重をかけて対象者が痛みを感じるほどの相当程度の強さをもって行うなど、あん摩マッサージ指圧師が行わなければ、人体に危害を及ぼし、又は及ぼすおそれのある行為については、同条のあん摩マッサージ指圧に該当する(※)」としています。

これらの施術に該当しない行為はマッサージと広告しないように指導されているため、整体師が行う施術はマッサージでなくもみほぐしになります。

整体師は民間資格であるため国家資格は不要ですが、マッサージ師と同じような施術は行うことができません。

※引用元:平成15年11月18日 医政医発第1118001号

長崎県福祉保健部長の問い合わせに対する厚生労働省医政局医事課長の回答

https://www.cao.go.jp/consumer/iinkai/2011/078/doc/078_111221_shiryou2-2-7.pdf#page=4

2.マッサージ師に必要な資格

マッサージは医業類似行為であるため、医師またはあん摩マッサージ指圧師の有資格者以外は施術を行うことができません。

そのため、マッサージ師を目指すのであれば、国家資格の取得は必須となります。

今回はあん摩マッサージ指圧師の資格について、取得の流れや費用目安などをご紹介します。

3.あん摩マッサージ指圧師資格を取得する方法

あん摩マッサージ指圧師の資格を取得するには国家試験に合格することが必要となりますが、受験資格を得るためには、まず高校卒業後に文部科学省あるいは厚生労働省指定の養成施設で3年以上勉強しなくてはなりません。

あん摩マッサージ指圧師に必要な知識や技術を学べる養成施設は大学、専門学校の日中部、夜間部に大きく分かれます。

そのうち大学は全国に1校のみで、入学できる生徒も限られているため、あん摩マッサージ指圧師の資格取得を目指すほとんどの方は専門学校へ通うことになります。

あん摩マッサージ指圧師資格を大学で取得する

現在、国内であん摩マッサージ指圧師になるための勉強ができる大学は筑波技術大学のみです。

視覚障害者・聴覚障害者向けの大学であるため、それ以外の方は入学することができません。

この大学ではあん摩マッサージ指圧師に必要な基礎医学・専門医学・臨床技術を学び、ボランティアへの施術実習や東西医学統合医療センターなどでの臨床実習を経ることで受験資格が取得できます。

あん摩マッサージ指圧師資格を専門学校で取得する

専門学校へ進学してあん摩マッサージ指圧師の資格取得を目指す場合は、厚生労働省指定の養成施設へ入学し、あん摩マッサージ指圧師に必要な知識や技術を身につけます。

あん摩マッサージ指圧師の資格取得が目指せる専門学校は全国に20校ほどしかなく、同じ東洋医学に分類されるはり師・きゅう師の技術や知識が学べる学校に比べて倍率が高めです。

そのため、入学する際も受験勉強が必要となる場合が多いでしょう。

専門学校は主に3年制となっており、各養成施設でそれぞれあん摩マッサージ指圧師に必要な知識や技術を学ぶためのカリキュラムが組まれています。

細かい科目は養成学校によって多少異なりますが、どの学校でも基礎分野・専門基礎分野・専門分野の3分野を学んでいきます。

学校によってはあん摩マッサージ指圧師だけでなく、はり師・きゅう師の受験資格も得られるため、活躍の場を広げたい方はそういった専門学校を選ぶのがおすすめといえるでしょう。

あん摩マッサージ指圧師資格を夜間部で取得する

あん摩マッサージ指圧師は専門学校の夜間部でも資格取得が目指せます。

夜間部の授業時間は平日の18時から21時頃まで、日中部と同じく3年制となっています。

日中部に比べるとどうしても実習・練習に費やせる時間は少なくなってしまうものの、夜間部も日中部と同等の充実したカリキュラムであん摩マッサージ指圧師に必要な知識や技術を学べます。

働きながら、あるいは家事や育児をしながらあん摩マッサージ指圧師の資格取得を目指したい方におすすめといえるでしょう。

通信教育ではあん摩マッサージ指圧師資格を取得できない

エステティシャンやセラピストなどの資格は通信教育でも取得可能ですが、医療目的の施術を行うあん摩マッサージ指圧師は通信教育のみで取得することができません。

あん摩マッサージ指圧師は人の身体に触れる責任重大な仕事です。

そのため、養成学校に通い、医学に関する正しい専門知識や臨床で通用する技術を身につけることが必要となります。

4.あん摩マッサージ指圧師資格取得にかかる費用の目安

先にも述べた通り、あん摩マッサージ指圧師の資格を取得するには大学あるいは専門学校へ通う必要があります。

学費は各校によって若干異なりますが、専門学校の場合は3年間で300~500万円ほどの学費がかかります。

とくに学費がかかるのが初年度で、この年は入学金もかかるため、授業料と合わせて150~200万円ほどの学費が必要です。2年次、3年次の学費に関しては授業料のみとなっている学校がほとんどです。

学校によっては授業料のほか、教科書・白衣・実技教材などの費用が別途かかる場合もあります。

また、あん摩マッサージ指圧師の資格取得をするには学費だけでなく、国家試験を受ける際の受験手数料、免許登録時にかかる新規登録申請手数料の用意も必要です。

あん摩マッサージ指圧師の受験手数料は14,400円、新規登録手数料は5,600円となっています。

これらを全て踏まえると、あん摩マッサージ指圧師の資格取得までにかかる費用の目安は400~500万円ほどといえるでしょう。

あん摩マッサージ指圧師に加え、はり師・きゅう師の資格取得も目指す場合は、これにプラス100万円ほどの費用がかかります。

5.あん摩マッサージ指圧師資格取得の難易度

あん摩マッサージ指圧師の国家試験合格率はここ10年間で25%前後を推移しています。令和2年度の国家試験合格率は84.7%です。

この合格率を見ても分かる通り、あん摩マッサージ指圧師の国家試験の難易度はそれほど高くありません。

養成学校であん摩マッサージ指圧師に必要な知識と技術を身につけ、試験対策をしっかり行うことで資格取得が大いに期待できるでしょう。

一方、国家試験よりも難易度が高いとされているのが、あん摩マッサージ指圧師の養成学校への入学です。

先にも述べた通り、あん摩マッサージ指圧師の専門学校は全国に20校ほどしかありません。

あん摩マッサージ指圧師のように、手に職をつけられる資格は昨今人気が高まってきており、入試倍率も高くなってきているため、まずは入学を目指すことが最も重要といえます。

6.まとめ

マッサージ師は人の身体に対して押す・揉む・擦るなどの手技を行うため、エステティシャンやセラピスト、整体師など複数の職業と混同されがちです。

しかし、マッサージは医療類似行為に該当するため、医療目的の施術を行わないエステティシャンやセラピストとは仕事内容が異なります。

また、人にマッサージを施す際は医師免許またはあん摩マッサージ指圧師の資格取得が必要となるため、民間資格である整体師も国家資格を取得しない限り、マッサージ師と同じような施術を行うことはできません。

マッサージ師(あん摩マッサージ指圧師)の資格を取得するには、専門の養成学校で3年以上勉強し、国家試験に合格する必要があります。

国家試験の難易度は高くありませんが、養成学校は入試倍率が高いため、マッサージ師を目指すならまずは養成学校へ入学するための努力が必要となるでしょう。

 

【こちらの記事もおすすめ】

整体師になるには資格が必要?年収と仕事内容について詳しく解説

鍼灸師になるには?資格の取得方法や仕事内容、年収などをご紹介

 

お役立ち資料