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マッサージ師の平均年収は?男女・年齢・地域・雇用形態別に紹介

現在マッサージ師として働いている、あるいはこれからマッサージ師として就職する予定の方で、勤務先の給与が全国の平均年収とどれほど違うのか気になるという方は多いのではないでしょうか。

同じマッサージ師でも、性別・年齢別・地域別・雇用形態別によって平均年収は異なります。

そこで当記事では、マッサージ師の平均年収をカテゴリ別にまとめました。

年収を上げる方法についても併せて紹介しておりますので、給与アップを目指したい方もぜひ参考にしてみてください。

マッサージ師とは

マッサージ師の平均年収を見る前に、まずはマッサージ師とは一体どんな職業なのか、その定義についてご紹介します。

ご自身の職業がマッサージ師に該当しない場合もあるかもしれませんので、しっかりチェックしておいてください。

マッサージ師の定義について

マッサージ師は文字通り、人の身体にマッサージを施す職業です。

エステティシャン・セラピスト・整体師など、マッサージのような施術を行う職業は複数ありますが、そもそも医師免許またはあん摩マッサージ指圧師の有資格者以外がマッサージを行うことは法律で認められていません。

マッサージは明確な定義付けがなく、線引きが非常に曖昧なところですが、厚生労働省ではマッサージに該当する行為として「あん摩マッサージ指圧師以外が行うと危険を及ぼす可能性が高い、叩く・揉むなどの行為」が該当すると述べています。(※)

この内容からも分かる通り、エステティシャン・セラピスト・整体師などが施す行為はマッサージに該当しません。

手技手法は似ていますが、マッサージ師以外が行う施術はボディケア・リフレクソロジー・ハンドセラピー・もみほぐしなどと呼ばれます。

マッサージ師はあくまでも「あん摩マッサージ指圧師」を指す言葉です。マッサージ類似行為を行う職業とマッサージ師は別物であることをしっかり理解しておきましょう。

【男女別】マッサージ師の平均年収

マッサージ師の平均年収は、男性と女性でそれぞれ異なります。

ここでは平成28年に行われた公益社団法人東洋療法学校協会のアンケート調査を元に、男性・女性別の収入についてご紹介します。

男性

男性のマッサージ師の平均月収は22.8万円、年収に換算すると237.6万円です。

ただし、あくまでもボーナスがない場合の計算であるため、実際の平均年収はもう少し高いことが予想されます。

また、細かいデータを見ると、男性のマッサージ師の約6割は月収20万円以上となっており、半数以上の方はボーナスなしで年間240万円以上の収入を得ていることが分かります。

女性

女性の平均月収は16.8万円、年収に換算すると201.6万円です。

こちらもボーナス分を考慮するともう少し平均年収が高くなることが予想されます。

年齢や雇用形態によっても年収は変わってきますが、単純に男女別で見た場合は、男性のマッサージ師のほうが女性のマッサージ師よりも収入が多いようです。

割合を見ても、女性は全体の約6割が月収20万円以下となっています。

【年齢別】マッサージ師の平均年収

厚生労働省の就業者統計データによると、マッサージ師(はり師・きゅう師含む)の平均年齢は38.1歳で、全国的な平均年収は426.4万円となっています。

とはいえ、公益社団法人東洋療法学校協会のアンケート調査を見てみると、平均月収が最も高い傾向にあるのは20代後半で、30代後半ともなると収入が徐々に下がっていることが伺えます。

では、20代・30代・40代・50代のマッサージ師の平均年収はいくらぐらいになるのか、公益社団法人東洋療法学校協会のアンケート調査を元にご紹介します。

20代マッサージ師の平均年収

20代のマッサージ師の平均月収は21~24歳で18.6万円、25~29歳で21.9万円です。

年収に換算すると、20代の平均年収はボーナス分を除いて220~260万円程度が相場といえるでしょう。

マッサージ師の初任給は勤務先にもよりますが、平均16万円前後とされています。

20代前半のマッサージ師の給与データを見ても、15~20万円の割合が最も多く、全体の4割を占めています。

一方、20代後半のマッサージ師は月収15~20万円の割合が大幅に減り、その分月収20~30万円の割合がアップしています。これは年齢や勤続年数による昇給が大きな理由の1つといえるでしょう。

30代マッサージ師の平均年収

30代のマッサージ師の平均月収は30~34歳で21.9万円、35~39歳で21.6万円です。

年収に換算すると、30代の平均年収はボーナス分を除いて260万円前後となります。

全体的に見ると、30代は収入差が大きくなり始める時期であることが伺えます。

独立したり、役職に就いたりする人が増える年代でもあるため、そういった部分が収入に影響しているのかもしれません。

40代マッサージ師の平均年収

40代のマッサージ師は月収20万円未満の割合が半数を占めており、20代・30代に比べて収入がやや低めです。

ただ、40代は全世代の中で月収30万円以上の割合が最も多い年代です。このことから、40代は30代に比べてさらに収入差が大きくなっていることが伺えます。

なお、平均月収は19.9万円で、ボーナス分を除けば平均年収は240万円程度となります。

50代マッサージ師の平均年収

50代になると、収入はさらに減少する傾向にあります。

データを見ると平均月収25万円未満が全体の8割を占めており、そのうちの約半数は月収

月収10万円未満となっています。

平均月収は14.7万円で、年収に換算するとボーナス分を除いて180万円程度が相場となります。

【地域別】マッサージ師の平均年収

地域ごとのマッサージ師の平均年収に関しては、各サイトでデータが異なります。

ここでは「求人ボックス 給料ナビ」「Indeed」で公開されているデータを元に、地域別でのマッサージ師の平均年収についてご紹介します。

マッサージ師の平均年収が高い地域

「求人ボックス 給料ナビ」によると、2021年12月時点でマッサージ師の給与が最も高い地域は関西エリアで、平均年収は376万円です。

中でも滋賀県・和歌山県は385万円と全国で最も平均年収が高い地域となっています。

一方、「Indeed」のデータでは、関東エリアが最もマッサージ師の平均年収が高い地域とされています。

そのうち最も収入が高いとされる東京都足立区は平均月収が33.5万円、年収に換算すると約400万円で、前述の滋賀県・和歌山県のマッサージ師の給与をはるかに上回る金額です。

このように、地域ごとのマッサージ師の平均年収に関しては、その時々の求人情報によってデータが異なります。

ただ、関東や関西などの人口が多いエリアは求人が多く、給与も平均並み、あるいは平均を上回るところがほとんどです。

マッサージ師として働く上で、今後年収をさらにアップさせたいと考えている方は、都市部の病院や治療院への転職もぜひ検討してみましょう。

マッサージ師の平均年収が低い地域

「求人ボックス 給料ナビ」によると、北海道・東北エリアのマッサージ師の平均年収は331万円となっており、全国の平均年収と比べて40万円ほど低めです。

中でも秋田県のマッサージ師の平均年収は301万円と全国で最も低く、同サイトで公開されている滋賀県・和歌山県の平均年収との差は84万円にのぼります。

【雇用形態別】マッサージ師の平均年収

マッサージ師の平均年収に最も影響を与えるのが雇用形態です。

ここでは3つの雇用形態別でのマッサージ師の平均年収についてご紹介します。

独立開業の場合

公益社団法人東洋療法学校協会のアンケート調査によると、自分の店を開設しているマッサージ師の平均月収は20.3万円です。

開設しているマッサージ師の収入は差が大きく、月収10万円未満、月収25万円以上がそれぞれ全体の3割を占めています。

平均月収を年収に換算すると約240万円となりますが、データを見ると月に55万円以上の収入を得ているマッサージ師も1割ほどいるため、技術や経営次第では年収650万円以上を目指すことも可能といえるでしょう。

正社員で働く場合

同じく公益社団法人東洋療法学校協会のアンケート調査によると、勤務しているマッサージ師の平均月収は19.8万円、年収に換算すると、ボーナスを除いて約240万円程度です。

平均月収だけで見ると、勤務しているマッサージ師も独立開業しているマッサージ師もさほど収入額は変わりません。

ただ、正社員で働く場合はどこに勤めるかによって年収が多少変わってきます。

病院・介護施設などでは平均年収が300万円前後とされており、それ以上の収入が得られることは稀です。

一方、チェーン店の整体院や整骨院で正社員として働いた場合は、役職に就くことで給与アップが見込めます。

入社時の平均年収は病院や介護施設で働いた場合の金額と同等ですが、店長などの役職に就けば年収をさらに上げられるでしょう。

アルバイト・パートで働く場合

「求人ボックス 給料ナビ」によると、マッサージ師のアルバイト・パートの平均時給は1,199円です。

1日8時間フルタイムで入ったとすると月収は約20万円、年収に換算すると240万円程度となります。

マッサージ師の年収を上げる方法

ここまでの内容からも分かる通り、マッサージ師の年収は決して高いとは言えません。むしろ日本の平均年収と比べると、マッサージ師の年収は低い傾向にあります。

しかしながら、今後の働き方次第で年収を上げることは十分可能です。では、どんなことを行うと年収を上げられるのか、その具体的な方法についてお伝えします。

独立開業する

マッサージ師としての年収アップを目指す際、ぜひ視野に入れてほしいのが独立開業という選択肢です。

前項で紹介したデータからも分かる通り、自分のお店を開設しているマッサージ師の約3割は、年間300万円以上の収入を得ています。

もちろん年収アップを目指すには現場で実務経験を積んだり、経営やマネジメントに関する勉強をしたりすることが必要となりますが、事業に成功すれば年収の大幅アップが期待できます。

キャリアアップを目指す

他の資格を取得してキャリアアップを目指すのも1つの手です。

人の身体にマッサージを行う上であん摩マッサージ指圧師の資格取得は必須となりますが、それ以外にもマッサージに役立つ資格は複数あります。

はり師・きゅう師・理学療法士などの国家資格や、エステティシャン・セラピスト・整体師などの民間資格を取得して施術の幅を広げれば、集客を増やして収入アップを目指すことも可能です。

現在、あん摩マッサージ指圧師の資格のみをお持ちの方は、ぜひマッサージに役立ちそうな関連資格の取得も検討してみましょう。

まとめ

マッサージ師は性別・年齢別・地域別・雇用形態別によって平均年収のデータが異なるため、条件次第では全国の統計データとの収入差が大きくなる可能性も十分にあり得ます。

もし勤務先の年収が今回ご紹介した平均年収よりも大きく下回るようであれば、別のマッサージ店や治療院への転職を検討してみるのも1つの手です。

また、マッサージ師の仕事にやりがいを感じている方は、年収アップを目指して独立開業したり、キャリアアップを図ったりするのもおすすめといえるでしょう。

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