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整体院経営に必要なスキルとは?整体院経営に必要なポイントをご紹介します

整体院を経営している方の中には「なかなかリピーターが育たない」「競合他院に患者さんが流れてしまう」などの悩みを抱える方も少なくありません。ではリピーターを育てたり、患者さんが競合他院に流れないようにしたりするためには、どんな点で経営改善をすればよいのでしょうか。本記事では、整体院経営においておさえておきたいポイントを解説いたします。

整体院経営の現状

昨今では整骨院や鍼灸院、整体院だけではなく、リンパマッサージ店、カイロプラクティック店、タイ古式マッサージ店、クイックマッサージ店などさまざまなリラクゼーション店舗や治療院が飽和している状態なのをご存知でしょうか。2018年時点ではあん摩マッサージ指圧マッサージ院は19,389件、鍼灸院は30,450件、柔道整復を扱う整骨院は50,077件あると発表されており、その上で厚生労働省が2016年に発表したデータによるとリラクゼーション業を扱う店舗は136,760件あることが分かっています。

この数値は2020年時点のコンビニエンスストアの数である55,924件と比較すると多さがわかるのではないでしょうか。

整体院やリラクゼーション店の数は年々増える一方、東京商工リサーチの調査では倒産するマッサージ業、接骨院の数も年々増えていることが明らかになっています。これから整体院の経営を継続していくためには、ただ施術をするだけではなくさまざまな観点から経営を改善し、競合となる他の整体院よりも「選ばれる」整体院となることが重要です。

整体師に求められるスキル

競合他院よりも「選ばれる」整体院として経営をしていくためには、整体院で勤務する整体師の存在が重要です。いくら経営面で改善をしても、施術を実際に行う整体師の施術やサービスが欠落していては、選ばれる整体院を目指すことはできません。では実際に整体師にどんなスキルが求められるのかをご紹介します。

整体師業務に必須の資格はない

接骨院・整骨院で勤務するには柔道整復師の資格が必要であり、鍼灸院で勤務する場合ははり師・きゅう師の資格が必要となり、あん摩マッサージ指圧を扱う治療院で勤務する場合にはあん摩マッサージ指圧師の資格が必要です。しかし、これら以外の施術を行う整体院で勤務する場合には、必ず取得しておくべき資格はありません。一般的に整体師と言われる資格は民間資格です。

では整体師として無資格で勤務してもよいのかというと、そういう訳ではありません。資格を持っているということはその分野に特化した知識・技能があることの証明になるため、患者さんに説明したり施術したりする際の説得力の基盤となります。とはいえ国家資格に分類される資格は取得までに年月がかかるため、民間資格であるカイロプラクターやアロマセラピスト、リフレクソロジーなどの資格を積極的に取得しましょう。

施術のスキルを磨く

「選ばれる」整体院を目指すためには、整体師の施術スキルの品質も重要になってきます。日頃勤務する整体院でさまざまな施術をする機会はあるものの、スキルを磨くための機会には恵まれていないという整体師も珍しくありません。とはいえ、整体院の顧客は身体の悩みや疲れを感じている患者さんです。自院に通院していたとしても、新規で開院した他院の施術の質がよければ他院に切り替える患者さんもいるでしょう。自院の患者さんが他院に流れて行かないよう、整体師の施術スキル面も高める必要があります。マッサージのセミナーや勉強会、イベントなどの情報を定期的にチェックして、整体師にスキルアップを促進していきましょう。

接客スキルも重要

整体師は顧客である患者さんひとりひとりと向き合って施術を行う職業です。整体院に通う方の中では、あちこち行っても悩みが良くならず困っている方も多い傾向にあります。「選ばれる」整体師になるには、困っている患者さんの悩みを解決したいというスタンスで接客することが重要です。

そのためには、患者さんの感じている不安や困りごと、不調をきちんと把握・理解するためのカウンセリングスキルやヒアリングスキルの高さが求められます。患者さんの感じているマイナス要素をきちんと理解した上で、納得してもらえる説明を行って施術を行うことは整体師のファンを育てることにも繋がります。

整体院経営でおさえておきたいポイント

経営改善をする上で整体師に求められるスキルをご紹介しました。次に、整体院の「経営」面において重視しておさえておきたいポイントを3つご紹介します。

新規顧客の集客

まず重要なのは「新規顧客の集客」です。整体院は先述した通り非常に数が多いため、どの整体院に通ったらいいのか迷っている方も少なくありません。競合他院と自院は何が違うのかをアピールすることも大切ですが、どんな方に来院してほしいのかターゲットに焦点を当てることも重要です。産後の骨盤矯正を扱っている整体院であれば女性を集客する上で必要な集客施策を検討・導入するように、ターゲットを集客するための施策を導入し、他院ではなく自院を選んでもらうための新規顧客の集客を行いましょう。

継続して通ってもらうための施策

2つめにおさえておきたいポイントとして「継続して通ってもらうための施策」を導入することが挙げられます。整体院に来る方は定期的に来院する方と、不調が改善したら来院をやめ、不調が再発したら来院する方の2つに分類可能です。また、不調が改善して通院していない間に別の整体院に通ってしまう方も珍しくありません。

定期的に通院してもらう方を増やすためには、整体師のファンを育てたり、整体院自体の存在をアピールすることが重要です。患者さん自体が来院する必要性を理解していなければ、整体院に通うことはありません。なぜ整体院に通院する必要があるのかをアピールするために、メルマガやLINE公式アカウントなど、患者さんに届く形で情報発信を行いましょう。

適切な単価の設定

整体院経営を改善する上でおさえておきたい3つめのポイントは「適切な単価設定」です。整体院をはじめとするリラクゼーション店舗や治療院が飽和している現状、他院よりも安くすべきかどうか悩む経営者の方もいるでしょう。事実として安く単価を設定した方が来客率が増える見込みはありますが、それでは経営を成り立たせることが難しくなります。

適切な単価設定を行うためには、現状における1日の来客数を把握し、その上で月間売上目標から逆算して、1日あたりどのくらい売上を出すのがよいのかを理解することです。目標売上を達成するためには現状の来客数ではどの程度の単価にすべきなのかを把握し、その上で患者さんが通いやすい料金設定との塩梅を調整しましょう。

良好な整体院経営を行っていくためには

整体院の経営者目線でも通院する患者さん目線でも質の高い整体院経営を行うには、提供する実務やサービスの品質が重要になってきます。良好な整体院経営を行う上で意識しておきたいポイントを5つご紹介します。

単価にあったサービスを提供する

適切な単価設定を行うことが重要であるとお伝えしましたが、提供している施術やサービスが設定した単価に見合ったものかどうかは考える必要があります。患者さんからすると、ただ施術を受けるだけであれば競合他院の施術でも問題はありません。安定した施術を提供できるのは強みである一方、マンネリ化してしまうと患者さんの足が遠のいてしまうこともあります。

整体師と患者さんの心の距離を近づけて、患者さんひとりひとりの状態や不調に合った施術・サービスを提供することで顧客満足度を上げ、定期的に通院してもらえる状態を目指すことが重要です。

もし自院の施術・サービスの顧客満足度を把握したいという場合には、匿名アンケートなどを実施して満足度を把握することも可能です。アンケートの回答内容に応じて今後の方針を改善していきましょう。

従業員のサービスの質を管理する

町の整体院のような小規模な整体院であれば、それぞれの従業員のサービスの質を把握・管理することはできるでしょう。しかし、整体院の規模が大きくなったり勤務する整体師の数が増えたりすると、勤務する整体師それぞれのサービスの質を把握・管理するのが難しくなります。

整体師それぞれのサービスの質を管理することは、患者さんに安定した施術・サービスを提供することや、不満やクレームの出にくい整体院経営を行うことに繋がります。自院の中で提供するサービスにおいて重視したい項目を事前にチェックリストで管理し、月毎に把握・することで整体師のサービスの質を管理しましょう。

数値に基づいた運営をする

整体院の経営にありがちなのが、施術やサービスの質を高めるための努力はするものの、経営における情報の電子管理を行わないことです。中には売上しか把握していない整体院の経営者の方もいるのではないでしょうか。しかし、患者さんの来院履歴やリピート率、通院頻度、来院経緯などを数値データとして管理することは、経営改善を行う上で必須と言ってもよいほど重要です。Excelやスプレッドシートなどでも問題はありませんので、まずは一旦患者さんの来院に関する情報を数値データとして明らかにしてみましょう。

院の課題を明確にする

先述した「数値に基づいた運営をする」ことは自院の経営における課題を明確にしてくれます。なんとなく「売上を上げたい」から始まって取りあえず思いついた施策をあれこれやったとしても、長期的な売上アップに繋がりにくい傾向にあります。

そのため、まずは自院の経営における課題を明確化し、今後の経営改善のために何をすべきを把握していきましょう。

1日ごとの来院数や新患数、リピート率、施術単価、売上などは可能な限り明確にして月毎に把握・分析・改善をすることが重要です。

通いやすい施設を心がける

整体院の売上アップのための経営改善を行う上で、意外と失念しがちなのが患者さん目線で自院が通いやすい整体院かどうかを考えることです。通いやすい整体院と一口にいってもさまざまな要素があり、待ち時間が短いことや、整体院の清潔さ、子ども同伴で来院できるキッズスペースの有無、駐車場があるかどうかWEB上でわかる、予約が取りやすい、口コミ評価の良し悪しなどが挙げられます。

患者さんから見て、自院は通うための心理的ハードルが低いかどうかを考えて改善すると、今まで来院していなかった方からの来院を見込むことも可能です。整体師のスキルや数値データの明確化も重要ですが、そもそも自院が通いやすい整体院かどうかも考えましょう。

まとめ

整体院の経営を改善する上でおさえておきたいポイントや、経営者目線でも患者さん目線でも良好な整体院経営を行う上で行うべきことをご紹介しました。整体師のサービス・施術の質は意識していても、他の項目では意識していなかった点があった方もいるのではないでしょうか。本記事で解説した内容をもとに、できるところから少しずつ整体院の経営改善をしてみて下さい。

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