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これからの動作分析はアプリの時代?理学療法における「動作分析」の課題を解決!

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動作分析を行うにあたり、「毎回同じ基準で分析するのが難しい」「他の担当者と同じ見方で分析できているか不安」という理学療法士の方も多いのではないでしょうか。

今までは理学療法士の主観的な意見が混ざってしまう方法での動作分析が主流でした。また、客観的に分析できる機器を導入するにしてもコストがかかり、なかなか導入に踏み切れないという理学療法士もいました。

そこで近年利用が増えつつあるのが「姿勢分析アプリ」です。本記事では、動作分析をする上で発生しやすい課題と、そうした課題を解決する姿勢分析アプリのメリットをご紹介します。おすすめの姿勢分析アプリもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

1. 理学療法における動作分析とは

2. 理学療法における動作分析の課題

3. これからの動作分析は「アプリ」で標準化

4. 理学療法士必見!おすすめ姿勢分析アプリ4選

5. まとめ

 

 

1. 理学療法における動作分析とは

「動作分析」が理学療法の分野において重要であることはご存じの方も多いでしょう。しかし、具体的に「動作分析とは何か」と聞かれると、回答に詰まる方も少なくありません。

そこでまずは、そもそも理学療法において「動作分析」はどう定義されているのかを解説します。

理学療法における「動作分析」の定義

日本能率協会コンサルティングによると、動作分析とは「特定の作業についてきめ細かい改善を行う時や、歩行を伴う移動が少ない座り作業、短サイクル作業などの改善を行う際に有効となる分析手法である」と定義しています。

そもそも「動作」とは、仕事を分析する最小の単位であり、人は多くの動作を組み合わせて歩行を行ったり、手を伸ばしたりしているのです。一方、「分析」とは、物事をいくつかの要素に分けて、細かい点までハッキリさせることを指します。

つまり、動作分析はごくわずかな動作に目を向けて改善を行うものなのです。改善効果は数秒だけかもしれませんが、歩行のように何度も繰り返す動作であれば、かなり動作を改善することができます。

理学療法における動作分析の目的

理学療法では、神経系や筋肉・骨格などの疾病やケガにより、動作の制御能力に障害が発生している人を対象にしています。そのため、患者さんのどの部分に障害があるのかを把握し、模式的な分析を行うことで、患者さんの動作改善をサポートすることが主な活動目的です。

 

現在行われている動作分析の手法

現在行われている主な動作分析の手法として、「評価シート」「ビデオ観察」「3次元動作分析装置」「アプリ」があります。

「評価シート」は患者さんの自立を目指すために、問題点を把握する上で大事な評価項目を記載したシートです。

「ビデオ観察」は、患者さんの歩行などの動作をビデオ撮影し、そのデータを見て動作分析を行う方法です。

「3次元動作分析装置」はモーションキャプチャーを行い、ビデオ観察よりも具体的に動作を分析することができます。

「アプリ」は、スマートフォンやタブレットを使用し、簡単かつ客観的に動作分析を行う現代の主流ともいえる方法です。

「動作分析」と「動作解析」の違い

まず「分析」とは、「物事をいくつかの要素に分け、その要素・成分・構成などを細かい点まではっきりさせること」を指します。一方で「解析」は「事柄を細かく分けて、組織的・論理的に調べる事」です。

つまり動作分析は、動作をいくつかの要素に分け、細かい点までハッキリさせることで、動作解析は、そこから組織的・論理的に調査を進めること、ということになります。

2. 理学療法における動作分析の課題

理学療法で多用されている動作分析ですが、実際に動作分析を行う現場目線で考えると、結果に対する客観性の高低や分析方法の詳細など、さまざまな課題が挙げられます。具体的にどんな点が課題となるのか、4つに分けてご紹介します。

①分析方法の定義が曖昧なことが多い

理学療法における動作分析に関する枠組みや具体的な分析方法はまだ十分に確立されていません。現状では、治療体系や施設によって、動作分析の捉え方や方法論に関する相違が大きいです。また、動作分析は視覚的な観察に基づく分析方法が主流であるため、分析に主観が入ってしまい、不確実な情報ばかりの分析になってしまうという問題があります。

②客観性・妥当性が低い傾向にある

先ほども述べたように、理学療法士それぞれの分析に偏りがあるため、視覚的な観察に基づいた分析になると、客観性が低い分析結果が出てしまう可能性が高いです。

動作分析を行う際に使用される「評価シート」なども、一定の指標はあるものの、結局は理学療法士の主観に沿って評価をしてしまいます。そうなると、施術をいくら行っても体の歪みや姿勢が改善せず、患者さんにとっても理学療法士にとっても悪い結果を招きかねません。

③理学療法士の経験によって信頼性が異なる

理学療法士が全員ベテランなわけではありません。中には経験の浅い理学療法士もいるため、複数の担当者がいると、同じ患者さんの動作分析を行った場合でも、結果に差が出る可能性があります。

毎回同じ理学療法士が対応するわけではないため、施術者によって提案する施術が異なると、患者さんが不信感を抱いてしまいかねません。

不信感を抱かれてしまった場合、なかなか通院が続かず、最悪の場合「あの医療機関は信用できない」といった噂がたってしまう可能性があります。

④動作解析機器の導入が困難

3次元動作分析装置の場合、モーションキャプチャー技術を駆使して、患者さんの動作の中でどの部位に負荷がかかっているかを分析することができます。

しかし、多くの病院ではコストがかかったり操作訓練を綿密に行わなければならなかったりという理由から、動作解析機器の導入が難しいです。

中には機器の購入だけで100万円以上のお金がかかることもあり、その後機器の操作練習や、セッティングを行うストレスを考えると、安易に導入するのは得策とは言えません。

動作分析の方法論は「標準化」が必要

標準化とは、分析の結果をほかの結果と比較できるよう、一定の基準を定めることです。

動作分析の方法は医療機関や理学療法士によって様々であるため、患者さんに伝える内容がバラバラになってしまいます。そうなってしまった場合、せっかく通っていた患者さんが施術者に不信感を抱くようになってしまい、継続した施術が出来なくなる可能性があるのです。

そうならないために「評価シート」「3次元動作分析装置」といった指標を用意する必要があります。ただ「評価シート」は主観的な意見が入る可能性が高く、「3次元動作分析装置」は高額のため導入が難しいです。その中で「アプリ」を利用して分析結果を標準化する方法があります。

3. これからの動作分析は「アプリ」で標準化

動作分析をするにおいて、曖昧さを回避したり、なるべく主観的な見方にならないようにすべきだということが分かりました。「標準化」された動作分析をする中で、現在では「アプリ」が使用されている場面も多いです。どのようなメリットがあるのか早速見ていきましょう。

これからは「アプリ」で客観的な動作分析

動作分析を行うにあたって、現代では「動作分析アプリ」を使用し、簡単に結果を知ることができます。

AIを活用することで、主観的な意見をできるだけ排除し、経験が浅い理学療法士でもベテランの理学療法士と同じ情報を共有することが可能です。使用するデバイスはスマートフォンやiPad・タブレットです。比較的安価で使用しやすい機器ですから、導入もしやすいです。

理学療法士と患者さんが詳細に分析された客観的な情報のみを頼りに施術を行うため、お互いの間で情報認識のズレが無い状態でコミュニケーションを取ることができます。

動作分析アプリを導入するメリット①動作分析機器よりコストが低い

まずはじめに、理学療法の動作分析において使用されるのが姿勢測定器です。姿勢測定は測定が難しいと言われていましたが、この機器があれば簡単に測定を行うことが出来るのです。

しかし価格は110万円以上するため、容易には導入しづらいです。一方で、動作分析アプリを導入する場合は端末購入費、アプリ利用費、wifi環境を整える施工費のみで完了してしまいます。

具体的に計算をしてみると、iPad miniが59,800円、アプリ利用費が初期費用は100,000~200,000円円で月額20,000円前後、wifiの設置費用は月額2,000円~5,000円と言われています。合計で200,000~300,000円程度でしょうか。

およそ5分の1の価格から、操作も簡単で患者さんにストレスをかけない分析環境を手に入れることができるのです。

動作分析アプリを導入するメリット②手軽に客観性・妥当性のあるデータが取れる

アプリに使用する機器はスマートフォンやiPadといったタブレットです。

動作分析機器よりも操作性に優れており、利用する際に訓練や練習をする必要がありません。AIを活用してデータを取得するため、異なる理学療法士がデータを取得しても、客観性・妥当性のあるデータを得ることができます。

また、動作分析機器とは異なり写真や動画を撮影するだけのものが多いため、理学療法士だけでなく患者さんも準備をする必要がありません。端末とアプリ以外で必要なのは撮影する場所だけなので、診察室の中だけで完結することができます。

動作分析アプリを導入するメリット③詳細なデータを即座に取得できる

動作分析機器はデータ解析に時間が必要ですが、アプリの場合は数分程度でデータを取得することが可能です。また、各部位ごとの移動速度、角度のデータも取得でき、肉眼では確認しにくい筋肉の状態を確認できる姿勢分析アプリもあります。

患者さんから病院に対する不満として挙げられるもののひとつが「待ち時間が長い」という問題です。しかし、動作分析アプリを導入すると、詳細な分析データを即座に取得することができるため、患者さんの待つ時間も削減され、ストレスなく施術を受けることが可能です。

動作分析アプリを導入するメリット④患者さんが分かる形で現状を伝えられる

患者さんが継続して通院をしなくなる理由として、第一に「技術レベルが低い」があり、二番目に「担当者の説明が不十分」があります。

診察の説明は細かく、患者さんにも伝わるように現在の状況を伝えなければ、患者さんは理学療法士に対して不信感を抱き、継続して行わなければならない施術にも来なくなってしまいます。

アプリを利用すると、以前に動画分析をした際に撮影した写真や動画等のデータと比較をしながら、現状の状態を伝えることができます。姿勢分析アプリによっては記録したデータを数値化してくれるアプリもありますから、理学療法士のように専門知識が無い患者さんでも、現状を把握しやすいです。

お金のかかる機器で計測をすることは大事かもしれませんが、何より「患者さんに現在の状況を理解してもらう」ことを第一に考えなくてはなりません。

動作分析アプリを導入するメリット⑤情報管理がしやすくなる

動作分析アプリの中には電子カルテと連携が可能なものもあります。顧客情報と紐づけて、動画や写真を管理することが可能です。中には予約から受付、診察と会計業務まで医療機関と患者さんがスムーズに繋がる仕組みを実現することができます。

例えば、動作分析アプリ「シセイカルテ」の電子カルテ機能は、簡単入力でカルテ記入の手間を削減し、iPad一つで手軽に管理が可能です。

「以前の施術内容が分からない」「紙カルテだと管理が面倒」「カルテ記入に時間がかかる」といった理学療法士の悩みを一挙に解決してくれます。また、「シセイカルテ」の場合は「電子カルテ」だけでなく、「AI姿勢分析」機能も搭載しているので、より円滑に経過の情報管理をすることができるのです。

4. 理学療法士必見!おすすめ姿勢分析アプリ4選

では早速オススメの姿勢分析アプリをご紹介します。それぞれのアプリに特色がありますので「何を目的としているのか」「何ができるのか」「費用はどれくらいか」「所持している機器に対応しているか」といった点に着目して見てください。

①シセイカルテ

株式会社Sapeet(サピート)が販売している「シセイカルテ」は、3Dアバターを使用した体の歪みの数値化機能や、施術前後の比較機能を搭載しています。分析結果に基づいたオススメメニューを提案し、次回のメニューを提示しやすく、継続率のアップも期待できます。

資料請求ができますので、気になる方はぜひ取り寄せてみてはいかがでしょうか。また、期間限定で無料トライアルができます。2日間トライアルできますので、時間をかけて「導入の価値があるかどうか」を試すことが可能です。

https://www.shisei-karte.com/

価格については要問い合わせです。対応機器はスマホ、タブレットです。OSはiOSのため、iPhoneやiPad、iPad Proの利用のみです。

②SportipPro

筑波大発である「Sportip Pro」は、AI姿勢分析・動作分析を活用し、適切なフォームを指導、サポートするアプリです。こちらのアプリを使用することで、姿勢の状態を即時に分析し、患者さんの筋肉の状態や重心位置を推定することができます。

また、身体の可動域を解析し、評価や記録を行い、トレーニングメニューを自動作成することが可能です。SNSへの連携もできるので、オンライン指導での結果を患者さんに送付することもできます。

https://lp.sportip.ai/

費用については要お問い合わせです。申し込み後1週間は無料で利用することができます。オンラインセミナーなども随時行っていますので、質問がある方は参加するのもいいかもしれませんね。

OSはiOS、対応機器はスマホ、タブレットのみとなります。

③Posen

「Posen」は、AI骨格分析システムを利用し、現代人の体の悩みを引き起こしている身体の歪みを、可視化することができます。また、歪みを数値化することで、改善点をより分かりやすく確認することも可能です。

スコアやグラフによる経過比較もできるので、患者さんも「これだけ良くなっているんだ」と治療やリハビリへの意欲へと導くことができます。分析は15秒ほどで完了するため、その後患者さんへの施術をしっかりと行えるのも嬉しいポイントです。

初期費用は132,000円、月額19,800円でシステムを導入することができます。

https://hi.posen.ai/

対応機器は2019年以降発売のiPad、iPad Proとなります。

④SPLYZA Motion

「SPLYZA Motion」は、「スポーツをする際に動作分析を行いたい」「中高生でもスポーツサイエンスに触れたい」という要望から生まれたアプリです。所持しているスマートフォンやタブレットで撮影をするだけで、AIによって動作分析を行うことが可能です。

分析は各部位の角度、速度、特定の位置からの距離などが測定できます。マーカーレスかつオフラインで動作するため、実際に競技をしている最中や、練習中に利用することが可能です。

https://products.splyza.com/motion/

費用については問い合わせが必要になります。OSはiOS14.1以上です。デバイスはiPhone、iPad、iPad Proが使用可能となります。

5. まとめ

理学療法における動作分析を行うために、いくつかの姿勢分析アプリをご紹介しました。

アプリを導入することで、患者さんが継続して施術を受けてくれる率が上がったという事例もあります。

また、理学療法士の方にとっても、AIシステムを活用することで客観的な目線で患者さんの体の歪みに気づけますし、低コストかつ簡単操作で扱う事が可能です。今回の記事を見て気になった方は、ぜひ資料請求やお問い合わせをしてみることをオススメします。

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