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電子カルテとレセコン(レセプトコンピューター)の違いや連携について解説

顧客情報を管理する上で欠かせない電子カルテと、会計業務で必要となるレセプトコンピューター(以下レセコン)。どちらも事務作業を軽減するために必要なツールです。

しかし、電子カルテとレセコンが具体的にどのような違いがあるのかご存知ですか?そこで今回は、電子カルテとレセコンにどのような違いがあるのかについて解説します。

最後には電子カルテとレセコンの活用方法である「連携」についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

1. 電子カルテとは

2.レセコン(レセプトコンピューター)とは

3.電子カルテとレセコン(レセプトコンピューター)の違い

4.電子カルテとレセコンを連携させるメリット

5. まとめ

1. 電子カルテとは

従来は、紙で管理されることの多かったカルテ。しかし、デジタル化に伴い電子カルテを選択する治療院も増えてきました。そんな電子カルテですが、一体どんな特徴があるのでしょうか?まずは電子カルテの特徴について3つご紹介します。

紙ベースのカルテを電子へ移行させたもの

そもそも電子カルテとは、紙ベースのカルテをデジタル化させたものを言います。つまり、紙での管理から、電子データによる管理に代わったということ。

紙で管理する必要がないため、患者さん全員のカルテを置くスペースも必要ありません。また電子化されたことにより、わざわざ書類の山から患者さんのデータを探す必要がないので、事務作業を軽減できます。

電子化させることで患者情報を蓄積し検索・分析を実現

患者さんの情報を電子化して管理することで、データを蓄積しやすく必要な時に検索しやすい状態を作れます。また、蓄積された患者さんの情報を見比べながら、どのような症状に対してどんな施術を行なったのかなどの振り返りや分析も可能。どのように改善されたのかなどを確認することで、より現場に活かせます。

もしこのような検索・分析の作業を紙で行っていたら、「探す」「比較する」などの事務作業で膨大な時間を消費してしまうでしょう。効率よく顧客情報を探して比較・分析するためにも、カルテの電子化は欠かせません。

今後クラウド化が進むことで医療の発展も期待できる

今後は電子カルテのクラウド化が進み、さらに医療の発展が期待できるとされています。実は、電子カルテは紙で管理されてきた患者さんの情報を単に電子化させるだけではありません。「標準的電子カルテ推進委員会」によると、電子カルテの導入は事務作業の軽減だけではなく、同時に医療の発展も期待できるものだとされています。

今後、電子カルテはクラウド化が進み、自院の患者さんの情報のみならず他院含めてあらゆる情報を蓄積・共有できるようになるでしょう。すると、より多くの症状や施術実績などのデータが閲覧できるため、さまざまな分析を実現し、より良い施術が提供できるように活用できます。

2.レセコン(レセプトコンピューター)とは

受付・会計時に利用することの多いレセコン。電子カルテとは違い、より会計に特化した機能を持つツールです。続いてはレセコンについて詳しくご紹介します。

レセプト(診療報酬明細書)を作成するシステム

レセコンとは、「医事コンピューター」とも呼ばれ、診療報酬明細書を作成するためのシステムです。診療報酬明細書とは、健康保険組合などに対して患者さんの診療費の保険請求を行うために必要な書類です。

紙での請求も可能ですが、レセコンを用いることにより、面倒な計算などの手間を省けます。実際、紙のレセプトで保険請求を行っている方は6%しかおらず、ほとんどがレセコンを用いた電子レセプトによる保険請求です。レセコンの普及率が高く、保険請求を行う治療院にとっては必須ツールだと言えます。

会計業務を効率化させ事務業務を簡略化できる

レセコンを導入すると、面倒な診療報酬明細書の作成を助けてくれるため、会計業務を軽減し事務作業を簡略化できます。

受付・会計時には患者さんの登録作業・診療報酬の計算など、さまざまな事務作業を行わなければなりません。もし紙でレセプトを作成している場合、人による計算を行う必要があるので時間がかかってしまいます。

さらに、人的ミスが起こる可能性もあり、保険機関に保険請求を行った際に返戻される場合も少なくありません。返戻された場合には、再度訂正して提出する必要があるため、事務作業が二倍になってしまいます。そこでレセコンを用いて会計業務を軽減させることにより、事務作業効率がグンとアップします。

医科用・歯科用・調剤用と3種類に分かれている

レセコンの種類は大きく分けて医科用・歯科用・調剤用と3種類あり、それぞれ使用する用途も異なります。

医科用のレセコンは主に内科・小児科・外科・眼科・耳鼻咽喉科・産婦人科・皮膚科に対応または特化。歯科用は歯に関わる疾患を扱う診療科に特化したレセコンです。また調剤用では、会計機能の他に電子お薬手帳・調剤機器・電子薬歴・在庫管理などと連携できる特徴も。それぞれの利用目的に合わせて選ばれています。

3.電子カルテとレセコン(レセプトコンピューター)の違い

電子カルテとレセコンの大きな違いは、「誰が何のために利用するのか」です。電子カルテは主に施術者やスタッフが扱い、患者さんの情報を正確かつ迅速に把握するために利用します。

一方でレセコンは、事務を担当する受付スタッフが窓口業務を行う際に使用。レセコンを使って会計業務を行い、診療報酬明細書を発行します。従って、電子カルテとレセコンは利用者も使用用途も異なる、別のツールです。

4.電子カルテとレセコンを連携させるメリット

電子カルテとレセコンは、それぞれ利用シーンが異なり、同時に利用者も異なる別のツールです。電子カルテは「患者さんの診療情報や症状」などを記録しておくもの、一方レセコンは「患者さんが受けた診療内容に基づいた請求情報」などを記録しています。

確かに用途は異なりますが、実はどちらも「患者さんにまつわる情報を記録する」といった点は共通。従って、多くの電子カルテやレセコンは連携させて使うことが多いです。ここからは、電子カルテとレセコンを連携させることのメリットについて、3つご紹介していきます。

受付から会計までを一体化させることで業務効率を改善

電子カルテとレセコンを連携させて、受付業務から会計業務まで一体化させることにより、業務効率の改善が見込めます。

実はレセプトを作成する時には、電子カルテに記載される診療情報が必須。どんな診療を行なったのかなどが分からなければ、診療報酬明細書を作成できません。

従って、もしも電子カルテとレセコンを分割して使っている場合、わざわざツール間を跨いで情報を見なければいけないなど手間がかかってしまいます。しかし、電子カルテとレセコンを連携させておけば、一括で管理できるため業務効率をアップさせられます。

一体化させることで人為的なミスの可能性を下げる

電子カルテとレセコンを連携させることにより、人的なミスの可能性を下げられます。

もし電子カルテとレセコンが別々のツールとして別れている場合、人がマニュアルでツールを跨いで転記しなければなりません。マニュアルな操作をする際は、人的ミスが起こる可能性が常にあります。

電子カルテとレセコンを連携させておけば、自動で情報が転記されるため会計まで機械的に処理可能。人的なミスが起こる可能性を下げ、より精度の高い事務作業を行えます。

診療報酬の改定・新薬の登場などの変更にも適応できる

電子カルテとレセコンを連携させていると、診療報酬の改訂・新薬の登場などの急な変更に対しても対応できるメリットがあります。

実は、厚生労働省の見直しによっては、診療報酬が改訂になることもあり、その度にシステムを更新しなければいけません。そんな時、電子カルテとレセコンが別々に管理されている場合、どちらも別々に更新対応しなければならないなどの手間がかかります。

しかし、電子カルテとレセコンが連携されていれば、一括で改訂に対応可能。どちらか片方の更新忘れなど、万が一のミス防止に繋げられます。

5. まとめ

電子カルテもレセコンも事務作業の手間を一気に軽減できる、とても便利なツール。また事務作業の軽減だけでなく、顧客それぞれの症状を電子化してデータで蓄積・分析することで、日々の施術に活用することも可能です。

もちろん紙から電子化させる際に、最初は慣れるまで時間がかかるかもしれません。しかし、長い目でみた時に電子化させたり、連携させたりすることは、業務効率をアップさせるための良い手段です。

ぜひ電子カルテ・レセコンの導入や連携を視野に入れながら、検討してみてくださいね。

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